『農業技術大系』畜産編 第2-2巻 長野・信州市田酪農+1~長野・信州市田酪農+9(ページ数:9)

乳牛>実際家の技術と経営

搾乳牛425頭・育成82頭,耕地型 ○低温殺菌牛乳,ヨーグルトに加工,地元中心に配達・販売 ○無理な投資や借金をしない規模拡大で,組合員44戸で総搾乳牛425頭 ○飼料の共同購入,栽培の共同化でコストダウンをはかる 長野県下伊那郡高森町 農事組合法人・信州市田酪農

開始ページ: 長野・信州市田酪農+1

執筆者: 富永渡

執筆者所属: みなみ信州農業協同組合高森地域事業本部

備 考: 執筆年 1998年

記事ID: c17231zz

見出し

〈市田酪農組合のあゆみ〉 ・・・〔1〕
 1.市田酪農組合の歴史
 2.乳質向上,経営向上への取組み ・・・〔2〕
   (1)個人ごとの経営分析と冬期講座開催 
   (2)飼料作物栽培の共同化とコスト低減
   (3)乳質向上へのさまざまな取組みと励まし合い
 3.組合員の経営の特徴 ・・・〔3〕 
   (1)負債をつくらずに規模拡大
   (2)複合経営と地域農業の発展
〈牛乳工場建設に至る事情〉
 1.体の続く限り酪農を続けたい
 2.酪農組合員の状態調査
 3.牛乳工場建設の力となったいくつかの取組み ・・・〔4〕
   (1)自らが体験してつくり出した粗飼料の共同購入
   (2)婦人部の人参ジュースづくりと販売 ・・・〔5〕
〈農事組合法人の設立と牛乳工場建設〉
 1.地元消費者とともに生乳加工事業を
 2.下がり続ける乳価,むしろ直接消費者へ
 3.消費者との提携を謳った設立宣言
 4.建設された牛乳工場の概要 ・・・〔6〕
 5.酪農家自らが販売開始
〈食卓から牛乳とヨーグルトを考える〉 ・・・〔7〕
 1.低温殺菌で牛乳本来の味を
 2.牛乳100%のヨーグルト
〈さらに広がる活動の構想〉
 1.産直センター設立の機運
 2.酪農経営を守る ・・・〔8〕
 3.組合員参加の事業運営
 4.販売先をどうするか
 5.「食と農」を守る地域ぐるみの取組み
   (1)後継青年の誕生
   (2)発展の力は酪農家自身の力 ・・・〔9〕
   (3)食卓から農業を考える
   (4)地域の消費者と結ぶ

キャプション

組織の概要
第1図 飼料作物を共同栽培するため栽培受委託組合を設立した
第1表 市田酪農組合における飼育頭数拡大のテンポ
第2表 市田酪農組合における酪農経営の推移
第2図 粗飼料は組合でまとめて購入
第3図 平成7年に牛乳加工工場がオープン
第4図 牛乳加工工場の外観
第5図 加工工場の中の交流ホール
第6図 当初の予想をはるかに超えて好調な売れゆきの「低温殺菌牛乳」と「ドリンクヨーグルト」
第3表 農事組合法人信州市田酪農ヨーグルトと市販ヨーグルトの原材料の比較
第7図 工場内でのビン詰め風景
第4表 農事組合法人信州市田酪農の平成9年度の販売実績
第5表 市田酪農組合の平成9年酪農経営成績(平成9年1月1日~12月31日)

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