『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 石川・西出+1~石川・西出+11(ページ数:11)
〈強粘質細粒赤色土〉 トマト,キュウリ・ハウス栽培 ○課題:微生物資材の活用で連作障害克服と無農薬良食味野菜生産 ○栽培・生育:太く節間の短いしまった草姿,じっくりした生育 ○施肥:ボカシ肥の元肥・追肥施用 ○有機物:新鮮有機物(稲わら,籾がら作物残渣,米ぬか,など)と嫌気性微生物資材(カルスNC-R)で土中堆肥 ○その他:育苗床土に微生物資材(ネニソイル)の活用で土壌病害を防ぐ 石川県穴水町 西出隆一(60歳)
開始ページ: 石川・西出+1
執筆者: 西出隆一
執筆者所属: 石川県穴水町
備 考: 執筆年 1997年
記事ID: d08809zz
見出し
〈施肥と土つくりの課題〉
1.地域の概況
2.産地が抱える土壌,肥料上の課題
3.私の経営と土つくりの課題
(1)経営の概要
(2)土壌管理の経過と現状 ・・・〔2〕
〈施肥・土つくりの考え方と実際〉
1.生育と技術の特徴,土つくり
(1)育苗期-床土の通気を第一に
(2)定植苗の見方と定植うね,定植方法
(3)有機農法の土つくり ・・・〔3〕
育苗床土
圃場
(4)定植後の生育の良否と水管理,追肥 ・・・〔4〕
トマト
キュウリ
(5)摘心,摘葉の判断と方法 ・・・〔5〕
キュウリ
トマト ・・・〔6〕
2.土壌改良の考え方
3.有機物利用の考え方と実際 ・・・〔7〕
(1)有機物,微生物資材の利用
(2)ボカシ肥のつくり方
4.肥培管理の考え方と実際
(1)生育の見方(生育診断)と施肥の判断
(2)施肥設計の実際 ・・・〔8〕
5.その他の土壌管理 ・・・〔9〕
6.土壌診断の活用
7.土壌病害や生理障害に対する見方と手だて
(1)くり返される連作障害とその対策
(2)土壌病害の主因,素因,誘因 ・・・〔10〕
土壌病害の主因
土壌病害の素因
土壌病害の誘因
(3)その他の土壌病害,生理障害
8.今後の課題 ・・・〔11〕
キャプション
経営の概要
キーワード:重粘土
第1表 石川県穴水町での主要野菜,花卉の生産状況
第1図 スーパーの特設コーナーで販売される私のつくった野菜
第2表 主要作目,栽培面積
第3表 私の育苗床土の内容(トマト,キュウリ)
キーワード:市販の育苗床土\ピートモス\くん炭\ゼオライト\Dr.キンコン\ネニソイル
第4表 圃場の準備と有機物,ボカシ肥,微生物資材の施用(トマトの例)
第2図 残渣は細かく切って通路に全部入れる
第3図 トレンチャーでつくったベッドから飛び出しているすき込んだ前作の残渣
第4図 ベッドにはえた白いカビ(点線の内側)
第5図 トマトの定植床づくりと施肥
第6図 トマト生育と作業
第7図 定植したトマト苗
第8図 定植後25日ころのキュウリの生育
第9図 幼苗期から根圏微生物に守られてきた西出さんのトマト
第10図 私のボカシ肥づくり
キーワード:米ぬか\油かす\魚粉\骨粉\好気性微生物資材
第11図 放線菌をふやしたいときはエビガラ(左)やカニガラ(右)をボカシに混ぜる
第12図 キュウリの心はこの程度ゴチャゴチャしているのが目標
第5表 私のトマト,キュウリに対する施肥
キーワード:米ぬか\油かす\魚かす\骨粉\VS34\VSあかきん\ボカシ肥\有機石灰
第13図 厚くて小さいキュウリの葉
第14図 指3本分したない節間
第15図 西出さんのトマトの心
第6表 土壌診断結果
第16図 トマト,キュウリのマルチ栽培
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