『農業技術大系』果樹編 第4巻 奈良・福本+1~奈良・福本+12(ページ数:12)
〈刀根早生,富有など〉開心自然形2本主枝 省力大面積(ウメを含めて6ha)栽培,思い切った間伐(20~25本/10a),園内道の整備と樹形改造で傾斜地にSS導入 奈良県吉野郡西吉野村 福本喜好(55歳)
開始ページ: 奈良・福本+1
執筆者: 岩本和彦
執筆者所属: 奈良県農業大学校
備 考: 執筆年 1997年
記事ID: k12419zz
見出し
〈地域の自然・社会条件,農業〉 ・・・〔1〕
1.自然・社会条件
2.西吉野村の農業 ・・・〔2〕
(1)カキの生産量日本一,専業率41%
(2)産地の歴史と歩み
〈福本さんの超巨大経営への歩み〉 ・・・〔3〕
1.規模拡大と所得の向上を目指して
2.カキとウメの果樹巨大経営へ
〈楽・楽・栄農のポイント〉 ・・・〔4〕
1.誰でも作業のしやすい樹づくり
(1)樹形と整枝
(2)剪定 ・・・〔5〕
2.確実に実をつける工夫
(1)摘蕾・摘果
(2)受粉樹の確保 ・・・〔6〕
3.毎日連続する防除作業の改善
(1)SSの導入と活用
(2)SS導入後の樹づくりと防除 ・・・〔7〕
4.収穫しながらの予備剪定 ・・・〔8〕
5.早めの礼肥と元肥中心の肥培管理,耕種的防除
6.工夫のワン・ポイント ・・・〔9〕
(1)植付け時の苗の扱い
(2)受粉樹のしわ芽剪定 ・・・〔10〕
(3)夏剪定時の太枝切り
〈楽々“栄農””に向けての省力化と合理化〉
1.機械化と省力化は「運動作業」の面で
2.4つの「ゆう」(余裕・遊・優・友)で楽々“継栄”” ・・・〔11〕
キャプション
経営の概要
キーワード:古生層\三波川変成岩\刀根早生\平核無\松本早生富有\富有
第1表 五條吉野カキ産地の自然
第2表 地域(市町村)の農家戸数,耕地面積と生産額
第3表 五條吉野集団産地の歴史
第1図 農地開発園とカキのハウス群
第2図 スピードスプレーヤによるカキの防除
第4表 福本さんの経営規模の変化
第3図 カキの1年の生育と作業
第4図 整枝の移り変わり
第5図 斜面地・カーブ地点のSS道づくり
第6図 主枝・亜主枝上の側枝の配置
第7図 着果制限の品種別作業体系
第5表 平核無の着果制限時期と着果率,1果平均重,糖度(吉野普及所調査,1983)
第6表 品種別摘蕾・摘果の効果
第7表 産地内の受粉樹実態調査(奈良県果樹研究会事業)
第8図 山成り園,テラス園でのSS作業道開設の事例
第9図 SS旋回点での作業道開設の事例(4WS,600lの場合)
第8表 福本さんの10a当たり労働時間
第10図 SS導入後の樹形の改造(開心形)
第9表 カキの防除暦
第10表 カキ10a当たり施肥量(kg)
キーワード:ノトユーキ\柿名人\PK苦土\ハイアミ配合\千代田化成
第11表 1991年,熟畑化調査結果(計画密植栽培による早期多収)
第11図 カキ樹の植付け
第12図 植付け時の苗の扱い方
第13図 受粉樹の扱い(しわ芽剪定)
第12表 機械化の可否から見た作業の仕分け
第13表 カキの企業的経営の指標
第14表 種類・品種別10a当たり収益の比較(1996年分析)
第14図 カキのV字型棚整枝(奈良県農業大学校)
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.