『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 鹿児島・熊田+1~鹿児島・熊田+6(ページ数:6)

実際家の施肥と土つくり>樹園地土壌の実例

〈火山灰土〉チャ 課題:チャ樹の活力を活かした減肥・減農薬栽培 栽培,生育:チャ樹の生育リズムに合わせた施肥で,減肥でも品質,収量が安定 施肥:4~5kg以内の窒素の分施で肥料不足を起こさせない 有機物:EM菌利用の豚ぷん堆肥を冬期間に500~700kg その他:葉の味と葉色で樹体養分を判断 鹿児島県薩摩郡薩摩町 熊田岐利さん(46歳)

開始ページ: 鹿児島・熊田+1

執筆者: 熊田岐利

執筆者所属: 鹿児島県精農家

備 考: 執筆年 1998年

記事ID: d09803zz

見出し

〈栽培と土壌管理の特徴〉・・・〔1〕
 1.地域の概況
 2.土壌の特徴
 3.減肥,減農薬に取り組んだきっかけ
 4.急激な減肥で見えてきたチャ樹の活力と施肥 ・・・〔2〕
   (1)急激な減肥の失敗
   (2)施肥改善の試行錯誤
   (3)芽が伸びるときが施肥のタイミング
   (4)年間の生育の波に合わせた施肥 ・・・〔3〕
〈土壌管理の考え方と実際〉
 1.土壌改良の考え方
   (1)山土の臭いがする土壌が目標
   (2)不耕起で減農薬を実現 ・・・〔4〕
 2.有機物利用の考え方と実際
 3.施肥の考え方と実際
   (1)葉色と葉の味で施肥の判断
   (2)施肥時期と肥料の選択 ・・・〔5〕
 4.土壌診断の活用 ・・・〔6〕

キャプション

経営の概要
   キーワード:安山岩\赤土\火山灰土
第1図 チャ樹の窒素吸収パターン
第2図 電子による肥料チャージ
第1表 熊田さんの茶園の施肥時期,種類,量,成分量
   キーワード:油かす\EMボカシ\銘茶配合\LPコート\カキがら\豚ぷん
第3図 熊田さんの年間のチャ栽培作業
   キーワード:LPコート\カキがら\EMボカシ\堆肥
第2表 年間のお茶の収量
第4図 RQフレックスによる窒素濃度の測定

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