『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 三重・山門+1~三重・山門+9(ページ数:9)
〈黒ボク土,火山灰質埴壌土〉チャ 課題:施肥時期,施肥法の改善による減肥 栽培,生育:連年の生育観察データに基づく施肥と栽培管理 施肥:不用な夏肥を省略,1回当たりの窒素施用量を8kg以下にして年間窒素量58kgを実現 有機物:菜種かすとイカの内臓の発酵肥料などの有機質主体の施肥。2~3年に1回の鶏ふんと落葉堆肥,腐植資材の投入 三重県多気郡大台町 山門義弘さん(-歳)
開始ページ: 三重・山門+1
執筆者: 能仁俊明
執筆者所属: 松阪地域農業改良普及センター
備 考: 執筆年 1998年
記事ID: d09802zz
見出し
〈施肥と土つくりの課題〉・・・〔1〕
1.地域の概要
2.土壌・肥料上の問題点
3.経営と栽培の特徴 ・・・〔2〕
(1)経営の概要
(2)栽培のあらましと特徴
4.土壌管理の経過と現状 ・・・〔3〕
過剰な施肥と根の異常
〈山門さんの畑の特徴と土つくり〉
1.土壌の特徴と土壌改良
(1)保肥力と排水のよさが両立
(2)深耕は行なわない ・・・〔4〕
2.有機物利用の考え方と実際
(1)自家製牛ふん堆肥できずいた地力
(2)有機質肥料は過剰施用しない
(3)腐植質資材で堆肥不足をおぎなう ・・・〔5〕
3.土壌診断の活用
〈生育の見方と施肥の実際〉・・・〔6〕
1.生育の特徴と施肥の改善
(1)チャの生育と年間の作業
(2)肥料は秋と春に施用
2.生育診断に基づく施肥改善の実際 ・・・〔7〕
(1)茶園をブロック単位に分けて観察・管理
(2)施肥量は基準の半分
(3)1回の量を少なく回数多く施用 ・・・〔8〕
秋肥
春肥
3.その他の管理
(1)敷き草
(2)ポット苗
〈今後の課題〉・・・〔9〕
キャプション
経営の概要
キーワード:黒ボク土\火山灰質埴壌土\やぶきた
第1表 平成9年度までの地域のチャの施肥設計
キーワード:有機配合\なたねかす\高度化成\硫酸カリ
第1図 山門さんの茶園と製茶工場
第2表 山門さんの茶園の土壌の性質
キーワード:黒ボク土\赤色土\礫質土
第3表 山門さんの茶園の土壌分析結果(黒ボク土)
第2図 茶の生育と年間の作業
第4表 山門さんのチャの施肥設計
キーワード:発酵魚かす\菜種かす\高度化成\骨粉\硫酸カリ
第3図 山門さんの茶園のブロックごとの台帳
第5表 平成10年度の地域のチャの施肥設計
キーワード:有機配合\菜種かす\高度化成\硫酸カリ
第4図 チャのポット育苗
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