『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 熊本・後藤+1~熊本・後藤+12(ページ数:12)
〈火山灰土・砂質壌土・重粘土〉 イネ(ヒノヒカリ)-ムギ ○課題:70歳の老人でもできる170aの稲づくり,田に入らず自然農法 ○栽培・生育:合鴨水稲同時作,慣行農法並みの収量,高品質米の生産 ○施肥:土着微生物を活用した自家製ボカシ肥,半不耕起,深水 ○有機物:自家製米ぬか・籾がら,北陸産天然貝化石,中国産油かす 熊本県菊池市 後藤清人(68歳)
開始ページ: 熊本・後藤+1
執筆者: 後藤清人
執筆者所属: 熊本県菊池市
備 考: 執筆年 1997年
記事ID: d08808zz
見出し
〈地域の条件と栽培の概況〉
1.地域の立地条件
(1)自然条件
(2)社会条件
2.米麦栽培の特徴 ・・・〔2〕
〈土つくりと自然農法への取組み〉
1.土つくりの考え方
2.土つくりと自然農法の経過
(1)昭和42年(無農薬栽培の実施1年目) ・・・〔3〕
(2)昭和43~51年(実施2~10年目):苦闘の始まり
(3)昭和52~61年(実施11~20年目):深耕の時代
(4)昭和62年(実施21年目):13俵の快挙
(5)昭和63~平成3年(実施22~25年目):定年退職,自然農法が注目される
(6)平成4年(実施26年目):合鴨水稲同時作とEM開始 ・・・〔4〕
(7)平成5年(実施27年目):土着微生物と半不耕起
(8)平成6~7年(実施28~29年目):技術の大成に向けて
(9)平成8年(実施30年目):人生最良の年 ・・・〔5〕
(10)代表水田における収量と収量調査結果
(11)継続できた本当の要因
〈栽培の特徴と施肥の実際〉 ・・・〔6〕
1.栽培の特徴と生育
(1)品種
(2)育苗
(3)本田準備
(4)移植 ・・・〔8〕
(5)移植後の管理
水管理
合鴨放飼
(6)収穫と調製
2.施肥資材と自然農法 ・・・〔11〕
(1)土着微生物の採集方法
水田の場合(光合成細菌と納豆菌)
乳酸菌
天恵緑汁
VA菌根とコウジ菌
(2)ボカシ肥のつくり方と散布方法
(3)実施1年目水田の場合
キャプション
経営の概要
キーワード:火山灰土\砂質壌土\重粘土
第1表 後藤さんの水田におけるイネ30株刈り法による収量調査の結果
第2表 後藤さんの年間作業暦と米麦の生育
第1図 表層3~5cmのみを耕起し深耕はしない
第2図 半不耕起1年目の後藤水田(A,B),不耕起16年目の村上水田(C,D)における稲株根系の状態
第3図 穂数が少なくスッキリした後藤さんのイネ
第4図 自家製乳酸菌
第5図 ヨモギ天恵緑汁
第6図 近所のクヌギ林からとったVA菌根菌とこうじ菌が入っている腐葉土
第7図 土着菌ボカシのつくり方
キーワード:貝化石\油かす\米ぬか\乳酸菌\ヨモギ天恵緑汁\タケノコ天恵緑汁
第8図 散らしたわらの間からムギが発芽しかけたころに土着菌ボカシをまく
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