『農業技術大系』果樹編 第3巻 技+306の33の1の17の2~技+306の33の1の17の12(ページ数:11)

ナシ>基本技術編>各種栽培方法

ジョイントV字トレリス樹形栽培

開始ページ: 技+306の33の1の17の2

執筆者: 関達哉

執筆者所属: 神奈川県農業技術センター

備 考: 執筆年 2024年

記事ID: k393012z

見出し

 1.開発の経緯・・・〔1〕
 2.ジョイント樹形の特徴
  (1)わい性台木を用いない密植栽培
  (2)接ぎ木部を介し養水分を調整・・・〔2〕
 3.ジョイントV字トレリス樹形づくりの実際
  (1)1年生大苗の活用
  (2)接ぎ木ジョイントのやり方・・・〔3〕
   1)作業適期
   2)先端側の調製
   3)台側の調製
   4)接ぎ木部の固定と癒合剤処理
  (3)接ぎ木後の生育・着果管理・・・〔4〕
   1)芽かき
   2)新梢管理
   3)定植1年目の管理
   4)定植2~5年目の着果管理
  (4)摘心と剪定
   1)摘心
   2)秋剪定・・・〔5〕
   3)冬剪定と側枝の誘引
 4.ジョイントV字トレリス栽培の施設・・・〔6〕
 5.ジョイントV字トレリス樹形の特徴
   1)早期多収
   2)果実糖度のバラツキが小さい
   3)大幅な作業省力化・・・〔7〕
   4)作業姿勢も大きく改善・・・〔9〕
   5)導入経費は5年目で黒に
   6)機械化・自動化の可能性・・・〔11〕

キャプション

第1図 ニホンナシのジョイントV字トレリス樹形
第2図 接ぎ木時に使用する道具・資材
第3図 作業を進める方向
第4図 先端側の調製
第5図 台側の調製
第6図 ビニールテープによる固定
第7図 乾燥防止用癒合剤の処理
第1表 目標着果量(幸水)
第8図 摘心作業
第9図 ジョイントV字トレリス樹形専用棚の設置例
第10図 ジョイントV字トレリス樹形専用棚の概要(鳥瞰図)
第11図 ジョイントV字トレリス樹形専用支持支柱の構造
第12図 樹形の違いが定植後7年目までの累積収量に及ぼす影響(品種:幸水)
第2表 ニホンナシ(幸水)の樹形の違いが定植後7年目までの累積収量および果実品質(平均値)に及ぼす影響
第13図 Y字樹形(手前2本)とジョイントV字トレリス樹形(奥)
第14図 樹形の違いが着果高さ別の果実糖度に及ぼす影響
第3表 ニホンナシ(幸水)の樹形の違いが着果高別の果実数,果実割合,果実重に及ぼす影響(着果位置は主枝からの高さを示す,2019年~2022年の平均値)
第4表 ニホンナシの機械化樹形(ジョイントV字トレリス樹形)および機械の導入による省力効果(試算10a当たり)
第5表 剪定時の誘引作業における10a当たり身体部位別の作業姿勢別発生時間(h)
第6表 ニホンナシのジョイントV字トレリス樹形における定植から成園までの累計収支(10a当たり)(2020年作成)

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