『農業技術大系』果樹編 第2巻 基+86の1の2~基+86の1の11(ページ数:10)

ブドウ>基礎編>形態,生理,機能

樹の水分状態の制御による環境適応

開始ページ: 基+86の1の2

執筆者: 平岡潔志

執筆者所属: 農研機構西日本農研センター

備 考: 執筆年 2024年

記事ID: k392001z

見出し

 1.環境適応に重要な水の動きの制御・・・〔1〕
 2.水の特性と水を動かす力
  (1)水の物理化学特性
  (2)水を動かす力・・・〔2〕
 3.水の動きの制御
  (1)導管輸送の塞栓症による制御
  (2)細胞間輸送のスベリン蓄積による制御・・・〔3〕
  (3)気孔開閉による制御・・・〔4〕
  (4)篩管による導管輸送のバックアップ
 4.温暖化による季節変化への適応・・・〔5〕
  (1)平均気温の上昇による生長期間の前進
  (2)出液の時期・期間・量と発芽
  (3)芽の発芽・生長と植物ホルモンの輸送・・・〔6〕
  (4)新梢,果粒の生長と水の輸送・・・〔7〕
  (5)頂芽優勢と新梢・側枝の生長
  (6)受粉・受精時の気温と結実・・・〔8〕
  (7)休眠期の寒冷順化と脱順化・・・〔9〕

キャプション

第1図 新梢の二次生長で形成される導管による水の動きの制御
第2図 新根の内皮へのスベリンの蓄積による水の動きの制御
第3図 葉の維管束鞘へのスベリンの蓄積による水の動きの制御
第4図 新根先端部の導管と篩管による水の動きの制御
第5図 枝(結果母枝)の切り口から春に漏れる水(出液)
第6図 休眠芽に形成された枝・葉・花穂になる原基
第7図 成熟期の果粒の維管束と通気組織(レンチセル)
第8図 新梢の側枝(副梢)の発生と伸長
第9図 受粉・受精・開花期の花の維管束

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