『農業技術大系』果樹編 第1-2巻 茨城・黒田りんご園+1~茨城・黒田りんご園+17(ページ数:17)

リンゴ>精農家のリンゴ栽培技術

〈ふじなど〉普通栽培 M9ほかわい性台,8~10m栽植 開心形仕立て・生理を考えた適正な樹勢,成り枝づくりから始まる安定多収 茨城県大子町 (株)黒田りんご園(黒田恭正)

開始ページ: 茨城・黒田りんご園+1

執筆者: 黒田恭正

執筆者所属: (株)黒田りんご園

備 考: 執筆年 2024年

記事ID: k391205z

見出し

〈地域の概要と私の目標〉・・・〔1〕
 1.地域の状況
 2.私の技術目標
〈目標の樹相と技術の特徴〉・・・〔2〕
 1.目標にしている樹相
   (1)環境や条件に応じて樹形は変える
   (2)主幹形から開心形樹へ
   (3)気象災害に強いマルバ台の開心形・・・〔3〕
   (4)樹形に求められる条件
 2.大事にしている技術ポイント
   (1)リンゴ樹の生理重視
   (2)初期の育ちに注力・・・〔6〕
〈栽培技術の実際〉
 1.圃場の準備と植付け
 2.新植からの仕立て方・・・〔7〕
   (1)1年目
   (2)2年目
   (3)3年目
   (4)4年目
   (5)5年目・・・〔9〕
   (6)6~10年目
   (7)10年目以降の管理
 3.年間の管理(第1表)
   (1)発芽~結実期
   (2)新梢伸長期・・・〔12〕
   (3)果実肥大期
   (4)着色管理期・・・〔14〕
   (5)収穫期
〈施肥と土壌管理〉・・・〔15〕
〈病害虫防除〉
 1.散布タイミング
 2.農薬の混用と展着剤・・・〔16〕
   (1)殺菌剤と殺虫剤は耐雨性が違う
   (2)展着剤はアビオンEのみ
 3.薬剤散布のポイント
 4.防除効果を高める日常管理・・・〔17〕
〈今後の技術課題(温暖化対策)〉

キャプション

経営の概要
第1図 防霜対策としてスプリンクラーによる氷結法も一部で取り入れている
第2図 雹の被害も珍しくない
第3図 ふじなど樹勢の旺盛な品種で主幹形を長期間維持するのはむずかしい(写真はM9台ふじの6年生樹)
第4図 枝の生長の過程
第5図 わい化樹の生長の過程
第6図 苗木(幼木)の切り方による枝の発生の違い
第7図 1年枝の切り方による生育の違い
第8図 枝の種類と角度による生育の違い
第9図 定植5年目までの仕立て方
第1表 作業手順と管理のポイント
第10図 SSに取り付け,風で花粉を散布するフルーツパウダー(矢印)
第11図 私の摘果のやり方
第12図 果実はお尻が必ず下を向くように成らせるのが基本
第2表 病害虫防除暦(2023年)
第13図 徒長枝は親枝を太らせるので7月中旬に整理する
第14図 収穫期は葉摘みを最小限に,玉回しは行なわない。白色の反射シートを敷いている
第15図 光触媒機能により冷蔵庫内を清浄に維持し,貯蔵期間を延長できる
第16図 SSは枝が繁茂しているところは速度を落とし,ゆっくり走行する

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