見出し

　1．被覆肥料の概要・・・〔1〕
　　（1）開発・普及の経緯
　　（2）製造法
　　（3）分類とその特徴・・・〔3〕
　　　1)被覆材の種類
　　　2)種肥料の種類
　　　3)溶出期間，パターン
　　（4）銘柄と生産状況・・・〔4〕
　　　1)銘柄
　　　2)生産状況・・・〔5〕
　2．硫黄被覆肥料・・・〔6〕
　　（1）溶出，肥効発現のメカニズム
　　（2）活用状況
　3．樹脂系被覆肥料・・・〔7〕
　　（1）被膜の原料と特徴
　　　1)熱可塑性樹脂
　　　2)熱硬化性樹脂
　　（2）溶出のメカニズム
　　　1)水蒸気圧と溶出
　　　2)水蒸気圧以外の要因・・・〔8〕
　　　3)温度依存性・・・〔9〕
　　（3）溶出コントロールとシミュレーション
　　　1)溶出コントロール
　　　2)溶出の推定とソフト化・・・〔11〕
　　　3)畑条件と溶出予測・・・〔13〕
　　　4)施肥改善支援ソフト「施肥名人」
　4．活用の考え方と留意点・・・〔14〕
　　（1）活用上の特徴
　　（2）基本的な考え方・・・〔15〕
　　　1)活用の視点
　　　2)養分吸収に合った施肥
　　（3）活用上の留意点
　　　1)温度下降期（低温期）の作型・・・〔16〕
　　　2)表面施肥
　　　3)機械施肥による被膜の損傷・・・〔17〕
　　　4)被膜の分解性・・・〔18〕
　5．被覆肥料を活用した新しい技術
　　（1）活用状況の概要
　　（2）イネ・・・〔19〕
　　　1)全層または側条施肥による基肥重点，全量施肥技術
　　　2)育苗箱全量施肥技術
　　　3)ロング育苗法・・・〔20〕
　　　4)乾田不耕起直播栽培法など
　　　5)PK分離施肥・・・〔21〕
　　（3）野菜，花卉など・・・〔22〕
　　　1)基肥全量施肥技術
　　　2)育苗時全量施肥技術
　　　3)野菜の局所施肥法
　　　4)野菜1回施肥2回どり技術
　　　5)その他・・・〔23〕
　　　6)その他，果樹，特用作物など

キャプション

第1図　被覆肥料および化学合成緩効性窒素肥料の生産量の推移
第2図　肥料の専用被覆装置のいろいろ
第3図　緩効性肥料および被覆肥料の分類
第4図　被覆肥料の溶出パターンの例（ジェイカムアグリ）
第1表　被覆肥料の代表的な銘柄一覧
第2表　硫黄被覆肥料の構成例
第5図　硫黄被覆肥料の被膜構造と溶出のメカニズム（サンアグロ）
第6図　水田状態と畑状態での硫黄被覆肥料の溶出と温度特性（サンアグロ）
第7図　樹脂系被覆肥料の溶出のメカニズム（模式図）
第8図　水および尿素の飽和水蒸気圧と温度の関係
第9図　各種塩類飽和溶液を入れた密封容器中での被覆尿素の溶出率
第10図　土壌水分条件ごとの被覆肥料の溶出率
第11図　各種被覆複合肥料のイオンごとの溶出率の推移
第3表　ポリオレフィン系被覆尿素の温度依存性（Q10）に及ぼすタルク添加の影響
第4表　プラスチックフィルムの透湿度
第12図　ポリエチレンフィルムの厚さと透湿度との関係（プラスチック便覧）
第5表　透湿度の大きい樹脂をブレンドした場合の溶出日数（チッソ旭）
第13図　被覆肥料の溶出機構の考え方
第14図　ロングの原料肥料の飽和水蒸気圧と温度の関係
第15図　反応速度論による各温度ごとの被覆肥料の溶出シミュレーションと温度条件の重ね合わせ
第16図　土壌pFと相対湿度の関係
第17図　窒素発現予測ソフト「施肥名人」を使った出力画面（例）
第18図　被覆肥料の窒素の肥効タイプとほかの肥料との関係（模式図）
第6表　生育相の変化からみた野菜のタイプ
第19図　各種作物の窒素利用率と施肥効果の関係
第20図　被覆肥料の溶出と作物の養分吸収との関係
第21図　水稲の全窒素施肥量のうちの基肥の割合
第22図　LPコート系肥料（N）を利用したイネの全量基肥施肥の施肥量指数と収量指数（対慣行施肥区）
第23図　被覆肥料施用区と慣行区のイネ施肥窒素利用率
第24図　苗箱施肥の窒素減肥割合と玄米収量指数
第25図　ロング育成苗諸形質の優位性（対照区を100としたロング区の指数）
第26図　育苗法と苗質および発根力（対照区を100としたロング区の指数）
第7表　不耕起直播イネに対する施肥例
第27図　乾田・湛水不耕起直播による被覆肥料施用の効果
第28図　全量基肥施肥とキュウリの上物収量
第8表　被覆肥料施用とカーネーション1）の生育・収量・切り花形成
第29図　セル施肥および本圃施肥した被覆肥料の溶出率
第30図　1回施肥2回どり技術の例
第9表　被覆肥料を使った省力，減肥試験設計と収量（果菜類）