見出し

　1．営農組合の設立目的と組織運営　・・・〔2〕
　　(1)　地域の和と創意工夫，損をしない
　　(2)　全戸二種兼業農家による任意組合
　2．山田錦で湛水直播栽培を導入　・・・〔3〕
　　(1)　実証圃を設置して直播栽培を検討
　　(2)　米の品質は移植栽培を上まわった
　　(3)　作業労力の軽減が一番の決め手に　・・・〔4〕
　　(4)　直進性アシスト機能付きに更新
　3．営農組合の湛水直播栽培の体系　・・・〔5〕
　　(1)　浸種，カルパー粉衣，乾燥，保管
　　(2)　2回代かきで漏水改善・雑草抑制
　　(3)　落水して播種・施肥後は浅水管理　・・・〔6〕
　　(4)　除草は土壌処理剤と中期剤が基本
　　(5)　葉鞘の伸びに合わせて徐々に深水
　　(6)　施肥は基肥一発肥料を側条施用　・・・〔7〕
　　(7)　幼穂の発達状況で出穂日を予測
　4．山田錦の特性と栽培管理
　　(1)　倒伏しやすい，農家泣かせの品種
　　(2)　適切な籾数で登熟歩合を高める　・・・〔8〕
　5．組合員のやる気を高める取組み　・・・〔9〕
　　(1)　年2回の栽培講習会で意識統一
　　(2)　地酒「葵鶴純米吟醸殿畑」が入賞

キャプション

省力的な直進アシスト直播機（左）と成熟期の酒米「山田錦」（右）
第1図　殿畑営農組合の組織図
第1表　組合員の構成と営農規模の概要（2018年10月1日現在）
第2表　おもな農機具など
第2図　適期作業ができる能力の機械を装備
第3表　直播栽培の試作結果
第4表　移植栽培と直播のコスト比較
第3図　粉衣処理した籾（左）は白くなるまで乾燥（右）
第4図　深水で大きな穂を出す太い茎を確保
第5図　幼穂で出穂20日前を確認
第6図　2019年殿畑営農組合の山田錦生産目標
第7図　大会推薦酒に入賞したAoituru Junmai Ginjo Tonohata