『農業技術大系』野菜編 第8-2巻 基+184の22~基+184の33(ページ数:12)

タマネギ>基礎編>各作型での基本技術と生理

直播栽培(北海道)

開始ページ: 基+184の22

執筆者: 平井剛

執筆者所属: 地方独立行政法人北海道立総合研究機構十勝農業試験場

備 考: 執筆年 2019年

記事ID: y448212z

見出し

 1.古くて新しい直播栽培―再評価の背景 ・・・〔1〕
  (1) 食の外部化の進展と輸入野菜の増加
  (2) 国産原料志向 ・・・〔2〕
  (3) 価格競争力強化
 2.移植栽培との比較
  (1) 生育期間が短く,球肥大と収量の変動が大きい
  (2) 生産費は移植栽培の75~80%
 3.直播栽培の現状
 4.栽培の実際 ・・・〔4〕
  (1) 圃場の選定と準備
    排水性の改善
    雑草の発生が少ない圃場
    リン酸資材の施用
  (2) 品種 ・・・〔5〕
    求められる高い貯蔵性
    現状の適品種
    直播栽培専用品種の育成
  (3) 播種時期 ・・・〔6〕
    4月中旬以降,4月中には終わらせる
  (4) 播種粒数
    球肥大不足を収穫球数で補う
    基準は4,000粒/a ・・・〔7〕
  (5) 播種方法
  (6) 栽培管理と雑草・病害虫防除 ・・・〔8〕
   (1)べたがけ被覆
    被覆期間
    出芽の促進
    倒伏の前進化
    増収効果,資材費,労働費 ・・・〔9〕
   (2)雑草管理
    使用できる除草剤
    除草体系
   (3)病害虫管理
    タマネギバエ ・・・〔10〕
    黒穂病
  (7) 収穫・乾燥
  (8) まとめ
 5.今後の課題 ・・・〔11〕
  (1) 窒素施肥
  (2) 雑草防除

キャプション

第1図 タマネギの輸入動向
第2図 直播タマネギの作型
第3図 直播栽培と移植栽培との倒伏期の差
第4図 直播栽培と移植栽培の倒伏時期の違い(十勝管内の生産者圃場2014年8月15日撮影)
第1表 タマネギ直播栽培の生産費
第5図 北海道十勝地域におけるタマネギ作付け面積の推移
第6図 滞水により欠株が多発した圃場
第7図 リン酸の施肥位置の違いがタマネギの初期生育に及ぼす影響
第8図 直播栽培における収量性の品種間差異
第9図 直播タマネギの播種時期が球肥大および収量に及ぼす影響
第10図 5条播種機
第11図 直播タマネギの株立ち数と収量および球肥大との関係
第12図 直播タマネギ圃場におけるべたがけ設置状況(十勝管内)
第13図 不織布べたがけによる出芽促進効果
第2表 不織布べたがけが直播タマネギの生育に及ぼす影響
第3表 不織布べたがけによる倒伏期への影響
第14図 タマネギバエの幼虫(左)と被害株(右)
第15図 タマネギバエ食害により欠株が多発した圃場
第16図 タマネギ黒穂病の病徴
第4表 北海道の直播栽培における栽培のポイント

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