『農業技術大系』畜産編 第2-1巻 技+28の10~技+28の24(ページ数:15)
受精卵移植技術の基本
開始ページ: 技+28の10
執筆者所属: 酪農学園大学/石川県立大学/農研機構畜産研究部門
備 考: 執筆年 2019年
記事ID: c382111z
見出し
1.日本での牛受精卵移植技術の実用化の歴史と現況 ・・・〔1〕
2.国内外における最近の受精卵移植の実施状況 ・・・〔2〕
3.受精卵移植技術の流れ
4.受精卵移植の実施計画
5.過剰排卵誘起処置に用いるホルモン ・・・〔4〕
6.供卵牛の選定 ・・・〔5〕
(1) 分娩後間もない牛の場合
(2) 育成牛の場合
(3) 老齢牛の場合
7.受卵牛の選定
8.受精卵の採取 ・・・〔6〕
9.受精卵の評価 ・・・〔7〕
(1) 発育ステージの分類
(2) 品質クラスの分類
(1)エクセレントまたはグッド(Excellent or Good)
(2)フェアー(Fair)
(3)プアー(Poor)
(4)死滅または変性(Dead or Degenerating) ・・・〔8〕
10.受精卵の洗浄
11.受精卵(胚)の凍結保存 ・・・〔9〕
(1) 凍結保存の意義
(2) 凍結保存技術の進展
(3) 凍結保護物質(耐凍剤,耐凍防止剤) ・・・〔10〕
(4) 受精卵の封入 ・・・〔11〕
(5) 受精卵の凍結
(6) 凍結受精卵の融解と凍結保護物質の希釈除去 ・・・〔12〕
(7) 受精卵の生存性に影響する要因
(1)化学的毒性 ・・・〔13〕
(2)過冷却
(3)塩害
(4)脱ガラス化
(5)フラクチャー障害
キャプション
第1図 供卵牛,受卵牛および産子数の推移
第2図 体外受精卵の移植頭数および産子牛の推移
第1表 世界における牛胚移植の実績(2016年)
第3図 受精卵移植技術の概念
第2表 牛の受精卵移植の実施計画例
第3表 黒毛和種の系統別受精卵回収成績
第4図 発情後7日目の卵巣
第5図 バルーンカテーテルのバルーン
第6図 バルーンカテーテルを用いた受精卵回収の原理
第7図 受精後の日数に伴う受精卵の発育および所在
第4表 国際胚移植技術学会の牛受精卵の品質評価基準
第8図 牛受精卵の発育ステージ
第9図 受精卵の洗浄方法(国際胚移植技術学会の方法)
第10図 トリプシン溶液を用いた受精卵の洗浄方法(国際胚移植技術学会の方法)
第5表 受精卵の凍結に関する代表的な成果
第11図 世界の地域別の牛体内受精卵移植(頭数)に占める凍結受精卵の割合(2016年)
第12図 国内の品種別の体内受精卵移植(頭数)とその状態(2016年)
第6表 凍結保護物質の種類と特徴
第13図 受精卵のストローへの封入例
第14図 牛受精卵における凍結・融解プログラムと温度変化
第15図 植氷方法
第16図 凍結と融解過程において想定される受精卵の生存性に及ぼす障害への対策
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