『農業技術大系』野菜編 第8-1巻 基+376の12~基+376の19(ページ数:8)

ネギ・ニンニクその他ネギ類>基礎編>ニラ=各作型での基本技術と生理>ウォーターカーテン保温

ウォーターカーテン保温(ニラ)

開始ページ: 基+376の12

執筆者: 藤澤秀明

執筆者所属: 塩谷南那須農業振興事務所

備 考: 執筆年 2018年

記事ID: y438111z

見出し

 1.ウォーターカーテン保温のねらいと目標 ・・・〔1〕
  (1) 栽培の特徴とねらい
   (1)現状の多重被覆保温の問題点
    軽装備ハウスが主流
    温度不足による葉の凍害
    トンネル開閉作業の負担や作業性の悪化
    計画出荷に狂い
    表皮剥離や白斑葉枯病の発生助長
   (2)ウォーターカーテン保温について ・・・〔2〕
   (3)ウォーターカーテン保温の原理と構造
    内カーテン上に地下水の水膜形成
    各種散水様式 ・・・〔3〕
    井戸と水質
  (2) この栽培法の意義
   (1)品質向上および増収効果
    ハウス内温度と地温の推移
    日中の換気による生育日数の確保
    地温確保と根の活性 ・・・〔4〕
    生産者への聞き取り調査
   (2)省力効果
    小トンネル開閉作業の時短
    作業環境改善
   (3)その他の効果
  (3) 作期と利用状況 ・・・〔5〕
   (1)保温期間
   (2)散水時間
 2.栽培技術のポイント
  (1) 定植から保温開始まで
  (2) ウォーターカーテン保温の開始
  (3) ウォーターカーテン栽培の温度管理
    最低夜温に応じた昼温管理
    換気による日中の高温抑制 ・・・〔6〕
  (4) ウォーターカーテン保温の終了時期 ・・・〔7〕
  (5) 2年株への利用
  (6) 使用上の注意点
 3.導入によるメリット,デメリット
  (1) メリット
  (2) デメリット ・・・〔8〕
  (3) 導入する意義
 4.今後の方向性

キャプション

第1図 表皮剥離
第2図 ウォーターカーテンハウスの構造
第3図 散水パイプ・散水チューブ
第4図 厳寒期におけるウォーターカーテン保温と三重被覆保温の温度比較
第5図 昼温管理と収量,品質
第6図 昼温管理の目安
第7図 気温が光合成速度に及ぼす影響
第8図 ウォーターカーテン保温の温度管理(2018年調査)
第9図 つぶれた内カーテン
第1表 設置費用内訳(10a当たり)(単位:千円)
第2表 経済性の評価(10a当たり)(単位:千円/年)

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