『農業技術大系』果樹編 第2巻 長野・柴+1~長野・柴+10(ページ数:10)
〈ナガノパープル〉露地栽培・WH型短梢剪定 排水改善と小葉で,裂果を防いで高品質安定栽培 長野県上伊那郡箕輪町 柴壽(81歳)
開始ページ: 長野・柴+1
執筆者: 柴壽
執筆者所属: 長野県実際家・元長野県果樹試験場
備 考: 執筆年 2018年
記事ID: k332030z
見出し
〈地域の概況と私の経営〉 ・・・〔1〕
1.地域の課題
2.私の目標 ・・・〔2〕
〈ナガノパープルと裂果〉
1.ナガノパープルの品種特性
2.裂果の克服 ・・・〔3〕
3.裂果発生の原因
〈過去の経験に酷似〉
1.1974年の有核巨峰の大被害
2.新梢と葉に注目
3.危険な強樹勢・排水不良 ・・・〔4〕
〈裂果を防ぐポイント〉
1.環境整備
2.樹勢を抑える
3.樹形で樹のバランスをとる ・・・〔5〕
4.梅雨明け後,すぐ少量・多灌水
〈裂果を避ける栽培管理〉
〈整枝・剪定〉 ・・・〔6〕
1.樹形はWH型6~8本主枝
(1)短梢・平行形整枝
(2)自然形長梢・中梢剪定
2.剪定の基本
〈土壌・施肥管理〉
1.地表面管理
2.土壌改良,欠乏症対策 ・・・〔7〕
3.施肥 ・・・〔8〕
〈芽かき・誘引・摘心・花穂整形〉
1.新梢管理
(1)芽かき(短梢剪定)
(2)誘引
(3)摘心
2.花穂整形
〈ジベレリン処理・摘房・摘粒〉
1.ジベレリン処理
2.摘房 ・・・〔9〕
3.摘粒
〈袋かけ・収穫〉
1.袋かけ
2.収穫
キャプション
第1図 ナガノパープル
第2図 本来はこのように裂果しやすい
第3図 理想的な「小さい葉っぱ」(着色期)
第4図 弱い枝や着果させない枝は,棚付けせずに上へ(矢印)
第5図 多収を目指しているブドウ園
第6図 棚下から見たところ
第7図 ナガノパープル自然形中梢剪定
第1表 作業暦
第8図 苦土欠乏症状の葉(収穫直前)
第9図 ナガノパープルの房づくり
第10図 袋かけ前の結実状況
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