『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 栃木・清水+1~栃木・清水+11(ページ数:11)
〈粘質沖積土〉休作期間の緑肥,完熟堆肥でニラ安定高収量 ○栽培:反収6.3t,最上位等級80% ○施肥:有機質肥料+化学肥料。石灰窒素利用。液肥の追肥 ○有機物:牛糞+豚糞+鶏糞の完熟堆肥+緑肥(ビールムギ) ○その他:作型を上手に組み合わせる。定植までに6回耕起 栃木県栃木市大塚町 清水薫明(84歳)
開始ページ: 栃木・清水+1
執筆者所属: 栃木県栃木農業改良普及所/栃木県下都賀農業振興事務所
備 考: 執筆年 2019年
記事ID: d308019z
見出し
〈土壌・施肥をめぐる課題〉 ・・・〔1〕
1.地域の概況
(1)地形・土質,栽培の歴史と概況
(2)収量・品質などに現われた問題点
(3)土壌・施肥をめぐる問題点と課題
2.清水さんの栽培法と土壌管理 ・・・〔2〕
(1)経営,土質,作付けなどの特徴
(2)収量・品質などの特徴
(3)土壌管理の歴史と現在
(4)栽培法のあらましと生育の特徴 ・・・〔3〕
〈清水さんの土壌・施肥の診断〉
1.生育観察による診断
(1)土壌・施肥の良否が現われる生育場面
定植時の苗の判断
定植後の判断
(2)生育診断の着眼点 ・・・〔4〕
葉の状態
茎の状態
抽台の状態 ・・・〔5〕
(3)地域にみられる生育タイプと土壌・施肥
2.生育障害による診断 ・・・〔6〕
3.作型のちがいと施肥,土壌管理 ・・・〔7〕
4.土壌の観察による診断
(1)土を見,土に触れ,作業のなかで
(2)土壌分析の活用
〈土壌管理の考え方と実際〉 ・・・〔8〕
1.土壌悪化の原因の見かた
2.土壌管理の特徴 ・・・〔9〕
〈土壌管理の実際〉
1.作付け体系と土壌管理のおさえどころ
2.土つくりの考え方と実際
3.圃場の準備と定植の方法 ・・・〔10〕
4.施肥法の考え方と実際
(1)考え方と施肥量
(2)施肥位置
(3)施肥時期
5.肥料と資材の見かたと選び方 ・・・〔11〕
石灰窒素
ハイミネコン(貝化石)
くみあい液肥1号
6.今後の課題
キャプション
第1図 土壌の概要
第1表 経営と土壌管理の変遷
第2図 冬ニラの生育と作業のあらまし
第3図 葉の展開角度は35度が最良
第4図 根張りのよさに注目
第5図 葉色の目標は矢印の部位が若竹色
第6図 生育の悪化に伴い発生した白斑葉枯病
第7図 よい生育のニラ
第8図 徒長ぎみのニラ
第9図 抽台は圃場の50%を目標に
第2表 生育タイプのいろいろ
第10図 小さな粒子状になるよい土
第3表 土壌診断結果
第11図 清水さんの2年1作栽培体系と土つくり
第12図 ローダーでの堆肥切返し
第13図 植付け方
第4表 清水さんの施肥設計(単位:kg/10a)
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