『農業技術大系』野菜編 第2巻 基+560の53の18~基+560の53の23(ページ数:6)
温度統合の概念を利用したトマトの省エネ温度管理
開始ページ: 基+560の53の18
執筆者: 吉田剛
執筆者所属: 栃木県農政部経営技術課
備 考: 執筆年 2017年
記事ID: y422001z
見出し
1.省エネと温度統合管理 ・・・〔1〕
(1) 温度統合管理(Temperature Integration)について
(2) トマト生育への温度の影響
2.温度統合の概念を利用した栽培 ・・・〔2〕
(1) 長期間の温度統合―イギリスの研究から
(1)トータル4,8,16日で相殺する処理を80日間
(2)夜温の±3℃の温度統合処理では収量への影響は少ない
(2) 短期間の温度統合―日本型の温度管理ではどうか
(1)夜間の低温を昼間の高温で相殺 ・・・〔3〕
(2)午後高温設定では収量増
(3)27万~54.9万円の増益に ・・・〔5〕
3.省エネを目的とした温度管理の応用場面
(1) 長期間の温度統合の応用―寒波はすぎたあとの高夜温で対応できる
(2) 短期の温度統合の応用―長期多段どり栽培では注意が必要 ・・・〔6〕
キャプション
第1図 温度統合の概念
第2図 トマトにおける温度と生育速度の関係
第3図 温度と開花速度の関係
第4図 温度統合実験の温度設定
第5図 可販果収量
第1表 温度処理設定
第6図 温度設定のイメージ
第7図 花房の開花の速度
第8図 花房の収穫の速度
第9図 収穫量
第2表 温度統合管理による省エネ性と経済性評価
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