『農業技術大系』作物編 第2-2巻 技+522の29の51の27の56~技+522の29の51の27の71(ページ数:16)
冷水かけ流し灌漑が登熟期の水田水温,稲体温度に及ぼす影響
開始ページ: 技+522の29の51の27の56
執筆者: 西田和弘
執筆者所属: 東京大学
備 考: 執筆年 2016年
記事ID: s382203z
見出し
(1) 水稲の高温登熟障害対策としての冷水かけ流し灌漑 ・・・〔1〕
(2) 冷水かけ流し灌漑時の水温分布・時間変化の特徴 ・・・〔2〕
(1)水田水温形成のメカニズム
(2)かけ流し灌漑の影響範囲
(3)冷水かけ流し灌漑下の水田水温の特徴 ・・・〔3〕
(3) 灌漑条件が水温形成に与える影響
(1)灌漑水温・水量の影響
(2)水深・堰板高さの影響 ・・・〔4〕
(3)昼夜の違いの影響
(4)冷却効果を高めるための堰板高さの設定 ・・・〔5〕
(4) 水田水温と稲体温度・地温の関係
(1)稲体温度と米の品質の関係
(2)試験方法 ・・・〔6〕
(3)稲体(地上部)温度
稲体温度低下のメカニズム
稲体温度の鉛直分布
水温低下と稲体温度低下の関係 ・・・〔7〕
(4)群落内気温 ・・・〔8〕
群落内気温の鉛直分布
群落内気温低下と水温低下の関係
(5)稲体温度・群落内気温低下に対する風速の影響
(6)地温(根の温度)
地温形成のメカニズム
かけ流し灌漑下の日平均地温の変化 ・・・〔9〕
地温低下と水温低下の関係
(7)冷水かけ流し灌漑による稲体の冷却部位 ・・・〔10〕
(5) 夜間かけ流し灌漑時の灌漑水量・水温と水温低下効果の定量的関係 ・・・〔11〕
(1)試験方法
(2)水口からの距離と水温との関係
夜間平均水温分布
最低水温分布
(3)水温分布の予測式
夜間平均水温分布の予測式 ・・・〔12〕
最低水温分布の予測式 ・・・〔13〕
(4)必要灌漑水量および水温低下効果の予測式 ・・・〔14〕
(5)必要灌漑水量および水温低下効果の予測例
必要灌漑水量の算出 ・・・〔15〕
水温低下が生じる距離の算出
(6)現場におけるかけ流し灌漑の冷却効果の検討 ・・・〔16〕
キャプション
第1図 水管理が米の品質に与える影響
第2図 田面水の熱収支
第3図 灌漑水量,水深と灌漑水の到達範囲の関係
第4図 夜間かけ流し灌漑時の水田水温の水平分布
第5図 夜間かけ流し灌漑時の水田水温の時間変化
第6図 水深・堰板の高さが灌漑水の到達領域に与える影響
第7図 異なる水深・堰板高さのもとでの夜間かけ流し灌漑時の水田水温分布の比較
第8図 昼間かけ流し灌漑実施水田と無灌漑湛水水田(対照水田)の水温変化
第9図 夜間かけ流し灌漑時(2013年8月8日,0時ごろ)の稲体温度の熱画像(±標準偏差)
第10図 夜間・昼間かけ流し灌漑時の高さごとの稲体温度(エラーバーは標準偏差)
第11図 水温差と稲体温度差の関係
第1表 常時かけ流し灌漑試験時(8/13~19)の平均水温・平均群落内気温(単位:℃)
第12図 水温差と高さ30cmの群落内気温差の関係
第13図 風速と高さ30cmの群落内気温差/水温差の関係
第14図 常時かけ流し灌漑時の水温・地温の時間変化
第15図 異なる水温下の日平均地温変化(2013年)
第16図 日平均水温差と日平均地温差の関係
第2表 常時かけ流し灌漑試験時(8/13~19)の平均水温・地温の関係(単位:℃)
第17図 水口からの無次元距離と夜間平均水温,最低水温の関係(2014年)
第18図 夜間平均水温分布,最低水温分布の計算値と実測値
第19図 無次元距離ごとの夜間平均水温,最低水温予測値のRMSE(二乗平均平方根誤差)
第20図 水尻の夜間平均水温-夜間平均気温を-0.5,-1,-1.5,-2,-3℃とするために必要な灌漑水量と夜間平均灌漑水温の関係
第21図 夜間平均水温が夜間平均気温よりも1℃低温となる無次元距離と灌漑水量の関係(上図),および夜間平均水温分布の計算例(下図)
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.