『農業技術大系』果樹編 第5巻 技+105~技+110(ページ数:6)

イチジク>基本技術編>生理障害と栽培技術上の重要病害虫>II 生育障害

1kmメッシュ気象データ利用による凍害回避と高主枝栽培

開始ページ: 技+105

執筆者: 松浦克彦

執筆者所属: 兵庫県立農林水産技術総合センター

備 考: 執筆年 2016年

記事ID: k315003z

見出し

  (1) メッシュ気象データによる凍害危険度判定 ・・・〔1〕
   (1)事前に凍害の危険度を把握する重要性
   (2)アメダスデータから1kmメッシュの気温データを推定
   (3)イチジクの凍害発生温度の推移
   (4)アメダスによる気温と樹体温のずれ
   (5)凍害危険度の判定と適応性 ・・・〔2〕
   (6)危険度判定の利用法 ・・・〔3〕
  (2) 高主枝栽培による凍害の回避と収量・品質向上効果
   (1)防寒対策以外の凍害対策の必要性
   (2)一文字整枝における凍害発生の原因と症状 ・・・〔4〕
   (3)主枝の高さと凍害発生,収量・品質への影響 ・・・〔5〕
   (4)高主枝仕立てを導入すべき地域

キャプション

第1図 イチジク(品種:桝井ドーフィン)の耐凍温度の推移(兵庫県,2012~2013年)
第2図 樹体上面温度とアメダスによる気温の測定法の違い
第1表 凍害発生の危険が高い最低気温(兵庫県)
第2表 桝井ドーフィンの栽培可能性判断基準(3月後半,兵庫県)
第3図 1kmメッシュ気候図による凍害危険度判定図
第3表 防寒資材と凍害の発生による凍害危険度判定(検証用)
第4図 最低気温による凍害危険度判定の適合率
第5図 稲わらによる防寒
第6図 凍害による不発芽
第7図 凍害による主枝上面の障害
第8図 主枝高1.8m(高主枝区)
第9図 主枝高1.2m(中主枝区)
第10図 主枝高0.6m(低主枝区:慣行)
第4表 主枝の高さが発芽・展葉に及ぼす影響
第5表 主枝高が果実品質に及ぼす影響
第11図 1結果枝当たりの累積収量の推移

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