『農業技術大系』畜産編 第7巻 基+456の4~基+456の28(ページ数:25)

飼料作物>基礎編>飼料作物の栽培技術>各種飼料作物の栽培技術

トウモロコシの栽培技術

開始ページ: 基+456の4

執筆者: 橋爪健

執筆者所属: 元雪印種苗株式会社

備 考: 執筆年 2016年

記事ID: c357006z

見出し

 1.根釧地域での極早生トウモロコシの簡易耕起栽培 ・・・〔1〕
  (1) 根釧地域でのビニールマルチ栽培 ・・・〔2〕
  (2) 表層耕起による簡易耕起栽培で,根釧地域での露地栽培の普及
  (3) 簡易耕起栽培は慣行栽培並に多収で省力・低コスト栽培 ・・・〔3〕
 2.都府県では不耕起や簡易耕栽培で冬作物との連続栽培
  (1) 青森県・岩手県では不耕起栽培でも慣行区と大差ない収量 ・・・〔4〕
  (2) イタリアンライグラス跡にトウモロコシの部分耕起播種
  (3) イタリアンライグラス跡に除草剤処理後にトウモロコシを不耕起播種
  (4) 不耕起栽培は作業が簡易,トウモロコシの耐倒伏性を改善 ・・・〔5〕
  (5) ライムギ跡にディスクで簡易耕起,トウモロコシを播種 ・・・〔6〕
  (6) トウモロコシの湿害対策にうね立て栽培 ・・・〔7〕
 3.早生品種の利用による二期作栽培の品質改善
  (1) 収量は年1作<2作<3作の順に多収 ・・・〔9〕
  (2) 西南暖地ではRM110以下を4月上旬に,二期作を8月上旬までに播種
  (3) 関東南部でも二期作は多収で可能 ・・・〔10〕
  (4) 二期作のポイントは早生化と最適品種の選定 ・・・〔11〕
 4.トウモロコシ破砕サイレージ
  (1) 破砕処理で泌乳効果が高まる ・・・〔12〕
  (2) 破砕処理でTDN自給率が向上
  (3) 破砕処理サイレージの給与割合 ・・・〔13〕
 5.イアコーンサイレージ ・・・〔14〕
  (1) TDNがWCSより12%高く,自給率向上とコスト低減に
  (2) 10a当たり9,000本栽培で,耐倒伏性の早生品種を利用する
  (3) ECSは肥育用としても濃厚飼料の代替が可能
 6.子実用トウモロコシ ・・・〔16〕
  (1) 早生品種による子実生産の検討
  (2) 10a当たり1t以上が採算分岐点 ・・・〔17〕
 7.堆厩肥の有効利用と化学肥料の減肥(北海道) ・・・〔18〕
  (1) 堆肥現物1tの肥効換算量
  (2) カリによる堆肥の上限量
  (3) VA菌根菌によるリン酸減肥
 8.都府県での堆肥施用と化学肥料の減肥量 ・・・〔20〕
  (1) 化学肥料の窒素施用量(青森県)
  (2) 化学肥料のリン酸施用量(青森県)
  (3) リン酸・カリ過剰畑での施肥対応 ・・・〔21〕

キャプション

第1図 トウモロコシの刈取時期とTDN収量,採食量,乾物率との関係(品種:ヘイゲンワセ)
第2図 根釧地域のトウモロコシ
第1表 マルチ栽培のトウモコシ収量
第2表 限界地域での地域別・品種選定のポイント
第3図 限界地域に最適なニューデント75日(品種:LG3215)
第3表 不耕起および簡易耕起栽培のトウモロコシ収量
第4表 不耕起栽培の作業時間
第5表 不耕起栽培のトウモロコシ収量
第4図 不耕起と耕起栽培のトウモロコシTDN収量
第5図 部分耕起と慣行法の年間乾物収量の比較
第6表 作溝播種機と除草剤処理による二期作トウモロコシの生育と乾物収量
第6図 二期作トウモロコシの除草剤と乾物収量
第7図 トウモロコシの耕起および不耕起播種の作業時間
第7表 不耕起と耕起栽培のトウモロコシ生産性と耐倒伏性の評価
第8表 耕起と不耕起栽培の根乾物重量(2006年)
第8図 不耕起・簡易耕起播種後のトウモロコシ収量の比較
第9図 慣行栽培と不耕起うね立て栽培のトウモロコシ乾物収量の比較
第10図 トウモロコシの耕うん同時うね立て播種機
第11図 慣行播種と不耕起うね立て播種の作業時間の比較
第12図 現地試験における生育期間中の地下水位が-20cm以上の期間の割合と増収率の関係
第9表 西南暖地における数種の栽培体系の乾物収量(単位:kg/10a)
第13図 トウモロコシ1作目(左),二期作目(右)のTDN収量,乾物率
第14図 西南暖地における作付け体系の模式図と2年間の乾物,TDN収量の平均値
第10表 千葉県における1作目のトウモロコシ乾物収量
第15図 トウモロコシ二期作栽培の乾物収量
第16図 関東における慣行二毛作とトウモロコシ二期作のTDN収量の比較(関東南部,中北部とも2か年の平均値)
第17図 ワラビー萎縮症抵抗性
第11表 トウモロコシの熟期と粉砕処理条件が養分利用性および乳生産に及ぼす影響
第12表 黄熟期の破砕処理トウモロコシサイレージの給与試験成績
第13表 トウモロコシ破砕処理サイレージの乳牛への給与成績
第14表 トウモロコシ破砕処理サイレージの乳牛の乾物摂取量と産乳成績
第15表 イアコーンサイレージ(ECS)給与泌乳牛の飼料摂取量,乳生産量および血液性状
第18図 イアコーンサイレージ
第16表 十勝地域におけるイアコーンサイレージ向けトウモロコシ栽培の推奨値
第17表 イアコーンサイレージを給与した去勢牛の増体重と枝肉成績
第18表 収穫的水分に達する積算気温および長沼町における播種期別の到達日
第19表 子実用トウモロコシの栽培方法
第20表 土壌の種類と作土層の熱水抽出性窒素に対応した施用量の算出表
第19図 堆厩肥の肥料換算値(単位:kg/10a現物t)
第21表 飼料用トウモロコシに対する肥料換算係数と施用上限量
第22表 飼料用トウモロコシに対する土壌診断にもとづく新しいリン酸施肥対応
第20図 土壌窒素と窒素施肥反応の関係
第23表 異なる施肥,リン酸施用量とトウモロコシ収量(2か年平均)
第24表 トウモロコシの堆肥施用による窒素の新施肥基準
第25表 トウモロコシの堆肥施用によるリン酸の新施肥基準
第26表 トウモロコシの堆肥施用によるカリの新施肥基準
第21図 可給態リン酸が16mg/100gを満たした条件下でのトウモロコシ乾物収量
第27表 トウモロコシ目標乾物収量に応じたリン酸の補給型基準量(単位:kg/10a)
第22図 カリ無施肥条件下での土壌中カリ含量とトウモロコシ乾物収量との関係
第23図 カリを堆厩肥で代替した場合のトウモロコシ初期生育と乾物収量
第28表 土壌中交換性カリ含量に応じたカリ施肥

トップへ戻る