『農業技術大系』野菜編 第2巻 基+560の53の2~基+560の53の16(ページ数:15)

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土耕栽培での環境制御技術

開始ページ: 基+560の53の2

執筆者: 吉田剛

執筆者所属: 栃木県下都賀農業振興事務所

備 考: 執筆年 2015年

記事ID: y402003z

見出し

 1.温度管理の重要ポイント ・・・〔1〕
  (1) 生育速度は平均温度に依存している
  (2) 光合成適温の幅は広い ・・・〔2〕
  (3) 光合成の同化産物は温度の高い部位に引き寄せられる ・・・〔3〕
  (4) 光合成の同化産物の転流は高温で促進される
 2.促成長期(越冬)どり作型の温度管理 ・・・〔4〕
  (1) 生育初期
  (2) 厳寒期:果実肥大期 ・・・〔5〕
   (1)果実を濡らさない温度管理
   (2)夕方の強換気の効果と方法 ・・・〔6〕
  (3) 暖候期(3月中旬以降) ・・・〔7〕
 3.湿度,飽差管理 ・・・〔8〕
  (1) 湿度・飽差の適範囲
  (2) 1日の飽差設定の目安 ・・・〔9〕
  (3) 総合的な栽培管理の必要性 ・・・〔10〕
 4.CO2管理
  (1) 適正なCO2濃度,施用時間,施用方法
  (2) 施用開始時期と終了時期 ・・・〔11〕
 5.光利用効率の向上 ・・・〔12〕
  (1) 下位葉の光合成低下の原因
  (2) 白色マルチの利用 ・・・〔13〕
 6.腋芽Brix値による生育診断

キャプション

第1図 平均温度管理と開花速度
第1表 トマト平均温度管理の目安(単位:℃(日平均気温))
第2図 草勢による平均温度の調整
第3図 光合成と温度の関係
第4図 果実温度の違いによる14C光合成同化産物の配分割合
第5図 温度の違いによる光合成同化産物の転流速度
第6図 生育初期(11月まで,または4段開花まで)の温度管理モデル
第7図 厳寒期(12~3月)の温度管理モデル
第8図 果実結露の発生
第9図 灰色かび病の発生
第10図 夕方の果実と茎葉の熱画像
第11図 多収栽培者の厳寒期の温度設定事例(1月)
第12図 暖候期(3月中旬以降)の温度管理モデル
第13図 湿度(飽差)コントローラーと細霧ノズル(イシグロ農材製)
第2表 光合成に最適な飽差帯
第14図 湿度(飽差)と光合成の関係
第15図 細霧システムの飽差設定の目安
第16図 CO2無施用ハウスのCO2濃度推移
第17図 CO2濃度と光合成の関係
第18図 CO2の施用方法(温風用ダクト利用法)
第19図 トマトの葉位と光合成の関係
第20図 白色マルチ敷設の果実温,地温への影響
第21図 白色マルチ敷設区と黒色マルチ敷設区の床面反射照度の違い
第22図 腋芽のBrix値測定の方法
第23図 トマトの生育ステージと腋芽Brix値
第24図 CO2施用の有無と腋芽Brix値

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