『農業技術大系』畜産編 第2-1巻 技+376の46~技+376の56(ページ数:11)

乳牛>基本技術編>環境管理

分娩難易が酪農経営に及ぼす影響

開始ページ: 技+376の46

執筆者: 河原孝吉

執筆者所属: (一社)日本ホルスタイン登録協会北海道支局

備 考: 執筆年 2015年

記事ID: c342104z

見出し

 1.分娩難易度の定義とその傾向 ・・・〔1〕
  (1) 分娩難易スコアによる評価
  (2) 難産の出現頻度
  (3) 黒毛和種の交雑と難産の減少 ・・・〔2〕
  (4) 難産と死産の年次変化 ・・・〔3〕
 2.難産と死産の発生原因 ・・・〔4〕
  (1) 難産と死産の遺伝的特徴
  (2) 難産と死産が起こる仕組み ・・・〔5〕
  (3) 近交係数の上昇と近交退化による影響 ・・・〔6〕
 3.酪農経営に及ぼす難産の影響 ・・・〔7〕
  (1) 難産による泌乳量の損失
  (2) 難産による繁殖性の低下と死産の増加 ・・・〔9〕
  (3) 難産にともなう経済的損失額の推定 ・・・〔10〕

キャプション

第1表 分娩難易スコアの日本と米国の比較
第2表 北海道と米国のホルスタイン集団における分娩難易スコアの出現頻度(単位:%)
第1図 北海道におけるホルスタイン純粋種とF1交雑種の各子牛を出産した割合(1990年1月~2015年5月までの牛群検定データ)
第3表 北海道におけるホルスタイン純粋種とF1交雑種の各子牛を出産したときの分娩難易スコアおよび死産の出現頻度(単位:%)
第2図 北海道のホルスタイン集団における初産分娩の難産の出現頻度
第3図 北海道のホルスタイン集団における初産分娩の死産の出現頻度
第4表 牛群サイズに対する難産(分娩難易スコア3~4)と死産のオッズ比
第5表 ホルスタインの初産における難産と死産の遺伝評価に利用している各国の遺伝率と遺伝相関
第4図 北海道のホルスタイン集団における難産の産子と娘牛に関する種雄牛の遺伝的趨勢
第5図 北海道のホルスタイン集団における死産の産子と娘牛に関する種雄牛の遺伝的趨勢
第6図 分娩難易スコアに対する乳期(305日)当たりの乳量の減少量(左)およびその標準化減少量(右)
第7図 分娩難易スコアに対する乳期(305日)当たりの乳脂量の減少量(左)およびその標準化減少量(右)
第8図 分娩難易スコアに対する乳期(305日)当たりの乳蛋白質量の減少量(左)およびその標準化減少量(右)
第9図 分娩難易スコアに対する乳期(305日)当たりの無脂固形分量(SNF量)の減少量(左)およびその標準化減少量(右)
第10図 分娩難易スコアに対する空胎日数の上昇量(左)およびその標準化上昇量(右)
第11図 分娩難易スコアに対する授精回数の上昇量(左)およびその標準化上昇量(右)
第12図 分娩難易スコアに対する死産率の上昇
第6表 分娩難易スコアに対する経済的損失額(単位:円)

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