『農業技術大系』果樹編 第2巻 技+341~技+349(ページ数:9)
シャインマスカットの果皮褐変障害(カスリ症)の発生原因と対策
開始ページ: 技+341
執筆者: 持田圭介
執筆者所属: 島根県東部農林振興センター出雲事務所
備 考: 執筆年 2014年
記事ID: k292005z
見出し
1.カスリ症の発生様相 ・・・〔1〕
(1) カスリ症とは
(2) 発生のタイミング
(3) 樹齢とカスリ症の発生
(4) 作型とカスリ症の発生 ・・・〔2〕
2.カスリ症発生のメカニズム ・・・〔3〕
(1) 発生部位の状況
(2) ホルモン処理の影響 ・・・〔4〕
(3) ポリフェノール酸化酵素活性 ・・・〔5〕
3.防止対策
(1) 少発生園と多発生園の糖度上昇と無機成分含量
(2) N,Ca施肥との関係
(3) 副梢管理
(4) 植調剤処理 ・・・〔6〕
(5) 果房周辺の環境改善 ・・・〔7〕
(6) 成熟期の湛水,日照条件および蒸散量の影響
(7) 果粒肥大,収量と糖度上昇 ・・・〔8〕
(8) 細根活性 ・・・〔9〕
キャプション
第1図 カスリ症の発生果房
第2図 シャインマスカットにおけるベレゾーン期(満開後約50日)以降の果実糖度およびカスリ症発生率の推移
第3図 無加温栽培シャインマスカットにおける樹齢とカスリ症発生率の推移(2007~2011年)
第4図 シャインマスカットにおける作型別の糖度上昇とカスリ症発生率の推移
第5図 シャインマスカット果皮におけるカスリ症発生部位((1),(2),(3))および健全部位((4))の光学顕微鏡像
第6図 シャインマスカットにおけるGA2回目処理濃度が果皮褐変障害発生程度に及ぼす影響(2010年)
第7図 シャインマスカット果実果皮におけるPPO遺伝子の発現
第1表 シャインマスカットにおけるNおよびCa施用量の違いがカスリ症の発生,果皮中NおよびCa含量ならびに果実品質に及ぼす影響
第8図 シャインマスカットにおける展葉7枚期のCPPU 2ppm花房散布処理が果皮の厚さに及ぼす影響
第9図 シャインマスカットにおけるベレゾーン期以降の遮光処理が,糖度上昇とカスリ症発生率に及ぼす影響(2012年)
第10図 シャインマスカットにおけるベレゾーン期以降の各種処理が,糖度上昇,蒸散速度とカスリ症発生率に及ぼす影響(2012年)
第11図 加温栽培シャインマスカットのカスリ症発生程度の異なる樹における成熟期の糖度上昇と果粒肥大の推移(2013年)
第12図 ポット栽植加湿栽培シャインマスカットにおける土壌改良の実施によるカスリ症抑制効果
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