『農業技術大系』果樹編 第1-1巻 技+154の7の2~技+154の7の11の2(ページ数:11)
マルチ点滴灌水同時施肥法(マルドリ方式)
開始ページ: 技+154の7の2
執筆者: 森永邦久
執筆者所属: 岡山大学・前農研機構近畿中国四国農業研究センター
備 考: 執筆年 2014年
記事ID: k291101z
見出し
(1) システムの内容と費用 ・・・〔1〕
(1)マルドリ方式の構成と特徴
1)園地の表面に周年あるいは生育期間中マルチをする
2)ドリップチューブを利用して灌水施肥を行ない,自動化する
3)施肥管理は液体肥料を利用する
(2)システムの導入費用
(2) マルドリ方式の導入効果 ・・・〔3〕
(1)果実品質の向上と安定
(2)管理作業の省力・軽労化
(3)環境負荷低減 ・・・〔4〕
(4)樹勢回復,早期成園化,隔年結果軽減
(3) 関連技術の開発
(1)水理設計支援システム
(2)水分ストレス表示シート ・・・〔5〕
(3)灌水施肥管理の基準
(4) 今後の発展方向
(1)団地型マルドリ方式 ・・・〔6〕
(2)導入の経緯 ・・・〔7〕
(3)導入の効果
(5) 気候変動への対応 ・・・〔8〕
(6) 精密管理への利用 ・・・〔10〕
キャプション
第1図 マルドリ方式の概観と構成
第2図 マルドリ方式を導入したカンキツ園
第1表 マルドリ方式導入時の資材費例(対象面積15a)
第3図 極早生温州および晩生温州ミカンの糖度,酸度,糖酸比へのマルドリ方式栽培の効果
第4図 マルドリ方式で栽培した極早生温州果実の機能性成分
第2表 点滴灌水施肥による樹勢回復効果
第5図 葉の裏に接着させた水分ストレス表示シートの水分状態による色の変化
第3表 マルドリ方式栽培温州ミカンの標準灌水施肥量
第6図 団地マルドリ方式導入時の生産者の勉強会風景
第7図 団地マルドリ方式の例
第8図 マルドリ方式における樹冠内の光の反射率
第9図 周年マルドリ方式栽培樹の年間平均地温
第10図 マルドリ方式を利用した灌水施肥の精密管理のイメージ
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