見出し

　1．生理的花芽分化と形態的花芽分化　・・・〔1〕
　2．温州ミカンの生理的花芽分化
　　(1)　間接法による観察
　　(2)　摘葉高温処理による観察　・・・〔2〕
　3．花芽分化を誘導する遺伝子　・・・〔3〕
　　(1)　FT遺伝子の発見
　　(2)　生理的花芽分化とFT遺伝子の関係
　4．花芽分化と環境条件　・・・〔4〕
　　(1)　気温
　　(2)　地温　・・・〔6〕
　　(3)　土壌水分　・・・〔7〕
　　(4)　日長
　5．着花促進に有効な制御技術　・・・〔8〕
　　(1)　オーキシン類の利用
　　(2)　サイトカイニン類の利用　・・・〔9〕
　　(3)　土壌乾燥　・・・〔10〕
　　(4)　地温冷却

キャプション

第1図　摘葉と環状剥皮が翌春の着花に及ぼす影響
第2図　摘葉処理が翌春の着花に及ぼす影響
第3図　露地に置いた鉢植え樹の摘葉高温処理後の着花数
第4図　FT遺伝子導入カラタチの着花状況（遺伝子導入後約8か月）
第5図　露地に置いた鉢植え樹の摘葉高温処理後の着花数
第6図　露地に置いた鉢植え樹の結果母枝（分析時に葉は除去）におけるFT遺伝子の発現
第7図　露地植えの温州ミカン樹における結果母枝でのFT遺伝子の発現（11月）と翌春の着花量との関係
第8図　種々の温度条件下の新梢生長と発蕾
第9図　15℃または20℃の環境制御室に置いた鉢植え樹の摘葉高温処理後の着花数
第10図　15℃または25℃の環境制御室に置いた鉢植え樹の結果母枝におけるFT遺伝子の発現（左）と摘葉高温処理後の着花数（右）
第1表　春枝発生時からの地温制御と新梢生長，着花状況
第2表　秋期の地温制御と花芽分化
第11図　種々の温度条件下の土壌乾燥処理後の花蕾発生の推移
第3表　夏秋梢伸長抑制による結果母枝の充実に有効な植物成長調整剤
第4表　加温開始直前の葉・枝の栄養成分含量と加温後の着花状況
第5表　ハウスミカンでの結果母枝の確保と着花促進に有効な植物成長調整剤