『農業技術大系』果樹編 第4巻 山形・黒田+1~山形・黒田+8(ページ数:8)
〈佐藤錦〉一本棒3年枝栽培 ○骨格枝に直接結果枝をつける単純な枝構成 ○摘果,葉摘み,摘心,夏期剪定不要の省力栽培 ○2L,3Lが9割を占める大玉,高品質の果実 山形県上山市 黒田実(56歳)
開始ページ: 山形・黒田+1
執筆者: 吾妻道章
執筆者所属: 山形県村山総合支庁農業技術普及課
備 考: 執筆年 2012年
記事ID: k274006z
見出し
〈地域の概況と黒田さんの経営〉 ・・・〔1〕
1.地域の概況
2.黒田さんの経営の特徴
(1)省力栽培
(2)大玉高品質生産 ・・・〔2〕
〈目標の樹相と技術の特徴〉
1.目標としている樹相
(1)大きい花芽が着生する
(2)骨格枝から新梢が発生する
(3)新梢の伸長が適期に停止する
2.技術の特徴
(1)結果枝は一本棒
(2)結果枝は3年で更新
(3)骨格枝と結果枝のみの単純な枝構成 ・・・〔3〕
(4)摘果,葉摘みをしない
(5)樹ごとに1回で収穫
〈栽培技術〉
1.圃場の準備と植付け
2.新植からの栽培管理 ・・・〔4〕
(1)側枝(主枝候補枝)の育成
(2)主枝の育成
(3)主幹の切下げ(心抜き)
3.年間の管理 ・・・〔5〕
結実確保
収穫
病害虫防除
除草
〈整枝・剪定〉 ・・・〔6〕
1.整枝・剪定の考え方
(1)充実した花芽の確保
(2)収穫しやすい高さの下枝を大切にする
2.整枝・剪定の方法
(1)剪定量の目安
(2)まずは高くて大きい枝
(3)枯込みの防止
(4)主枝(骨格枝)の扱い方 ・・・〔7〕
(5)結果枝の扱い方
〈施肥〉
キャプション
第1図 力のある花芽は着果が多くても高品質
第2図 骨格枝から新梢が発生する樹相
第3図 結果枝の剪定の仕方
第4図 主枝と結果枝のみの枝構成
第5図 日当たりを考えて主枝候補枝を選ぶ
第6図 主枝の育成
第7図 心抜き
第8図 年間の生育と作業
第1表 作業手順と管理のポイント
第9図 充実した花芽
第10図 日当たりの良い逆さ傘タイプの樹形
第11図 剪定量の目安
第12図 太枝の切り口に立ち枝を残して枯込みを防ぐ
第13図 結果枝の配置はオウトウの葉をイメージして
第2表 施肥設計
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