『農業技術大系』果樹編 第3巻 基+43~基+57(ページ数:15)

ナシ>基礎編>形態・生理・機能

生育段階と生理・生態

開始ページ: 基+43

執筆者: 田村文男

執筆者所属: 鳥取大学

備 考: 執筆年 2012年

記事ID: k273001z

見出し

 1.ナシの生活環の理解と栽培技術 ・・・〔1〕
  (1) 樹勢の維持と栽培技術
  (2) ナシの生活環
 2.休眠期 ・・・〔2〕
  (1) 休眠とそのステージ
  (2) 自発休眠の導入条件
  (3) 自発休眠打破と低温要求量 ・・・〔3〕
   (1)自発休眠打破に有効な気温
   (2)低温要求量の品種間差異
  (4) 耐寒性の生理
 3.発芽~開花・結実期 ・・・〔4〕
  (1) 発芽・開花と環境
  (2) 花器の発達
  (3) 花粉の調整
  (4) 受粉と受精
   (1)花粉発芽と環境
   (2)自家不和合性と授粉樹
  (5) 凍霜害 ・・・〔5〕
 4.枝葉拡大期 ・・・〔6〕
  (1) 樹体内養分の年間変化
  (2) 果実の発育と貯蔵養分 ・・・〔7〕
  (3) 養分転換と樹体生長
 5.花芽分化・発達期 ・・・〔8〕
  (1) 花芽分化・発達の形態的特性
  (2) 花芽の種類と分化の様相
    短果枝
    腋花芽
    二次花芽 ・・・〔9〕
    子持ち花
  (3) 花芽分化の生理と技術
   (1)花芽分化と環境要因
   (2)花芽分化の生理機構
 6.果実肥大~成熟期 ・・・〔10〕
  (1) 果実の肥大と養水分
  (2) 光合成産物の転流と果実肥大
  (3) 果実肥大・成熟と植物ホルモン ・・・〔11〕
  (4) 果実品質と環境要因
   (1)糖度
   (2)肉質 ・・・〔12〕
 7.収穫後~落葉期
  (1) 貯蔵養分の変化
  (2) 土壌改良の意義 ・・・〔13〕
 8.剪定 ・・・〔14〕
  (1) 冬季剪定と夏季剪定
  (2) 平棚栽培の特性とそれを生かす樹形
  (3) 合理的な側枝剪定 ・・・〔14〕
   (1)果実品質と側枝
   (2)樹勢維持と側枝剪定

キャプション

第1図 ニホンナシの生活環
第2図 自発休眠状態にあるナシ樹
第1表 ニホンナシの自発休眠導入に及ぼす気温と日長の影響
第2表 ナシ属植物の芽の自発休眠打破に必要な低温要求量
第3図 ニホンナシの成熟花粉(走査電顕写真)
第4図 ニホンナシ品種の花粉発芽に及ぼす温度の影響
第5図 おさ二十世紀の自家和合性機構の模式
第6図 開花期におけるニホンナシ(品種:二十世紀)の凍害
第7図 冬季から春季における豊水成木の炭水化物含量の変化
第8図 17年生(品種:豊水)樹における剪定後(左)と5月中旬(右)の炭水化物保有量
第9図 ニホンナシ数品種の細胞層数の変化
第3表 二十世紀の短果枝基部への環状剥皮処理時期が満開1日後の花そう中の糖およびアミノ酸含量に及ぼす影響
第10図 秋季に同化させた13Cの翌春における各新生器官中の濃度
第4表 開花2週間後に13C同化処理した果そう上の葉および果実中の13C濃度
第11図 ニホンナシの短果枝と腋花芽
第12図 ニホンナシ(品種:二十世紀)の発育枝から果実への13C光合成産物の転流の季節的変化
第5表 GAペースト処理が幸水の果実品質に及ぼす影響
第6表 成熟前30日間の果実袋内湿度がニホンナシ(品種:ゴールド二十世紀)の果実品質に及ぼす影響
第13図 ニホンナシ果実の石細胞
第7表 ニホンナシ果実の適熟期における細胞壁多糖類含量の品種間差
第14図 結果過多にした二十世紀の樹体内デンプンの推移
第15図 ニホンナシ(品種:豊水)の主幹形と平棚仕立て樹の残存乾物量
第16図 主枝本数の異なるゴールド二十世紀樹の発育枝発生

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