『農業技術大系』畜産編 第2-1巻 技+467~技+477(ページ数:11)
牛の健康を保つ削蹄-その意義と方法
開始ページ: 技+467
執筆者: 川路利和
執筆者所属: 元日本大学
備 考: 執筆年 2010年
記事ID: c292107z
見出し
1.牛の声・・・〔1〕
(1) 牛の骨格と機能を考える
(2) 人は52個,牛は8個の骨で立つ
2.蹄の構造と機能・・・〔3〕
(1) 死廃・病傷・事故の要因となる蹄疾患
(2) 構造と機能
(3) 短い蹄で滑走と亀裂が・・・〔4〕
3.牛床と肢蹄への影響・・・〔5〕
4.寝起きで滑ったら危険信号・・・〔8〕
(1) 管理不十分による蹄の凸凹
(2) 牛床の勾配,硬いマット・・・〔9〕
5.従来の削蹄の間違い
6.蹄底の観察で削蹄適期をつかむ・・・〔11〕
7.適切な削蹄が牛を生かす
キャプション
第1図 牛の骨格
第2図 牛を人のように立たせてみると
第3図 牛の蹄は人の指のどこに位置するか
第1表 乳用牛の運動器病の疾患別発生頭数および件数と百分率
第4図 蹄の断面(矢状断面)
第5図 牛の後肢の蹄形と骨の状態―蹄の形は骨に大きく影響される
第6図 左はほぼ正常な蹄底面。右の図は蹄壁と蹄底,蹄底と蹄球の関係を示す
第7図 ゴムまりを指で押した「圧迫部」と「膨脹部」
第8図 短い蹄―蹄壁蹄側部の圧迫による亀裂(左下:左後肢外蹄の矢状断)
第9図 牛床よりも飼槽が低い場合
第10図 牛床が短い場合
第11図 牛床が短い自然流下式の場合
第12図 牛床が硬い―滑る
第13図 飛節瘤・膝瘤と関節の状態
第14図 正常な後肢の中足骨
第15図 後肢の球節(中足骨の下の関節)
第16図 見すごされがちな管理不十分な蹄
第17図 左は左後肢の蹄骨を骨折し,起立不能の牛。右は筆者の生体快復術により,起立した牛。2本の前肢と1本の右後肢で体を支える
第18図 蹄底の白帯裂(上)の蹄底潰瘍(下)
第19図 平茂勝の後肢
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