『農業技術大系』野菜編 第3巻 基+439~基+452(ページ数:14)
簡易高設「るんるんベンチ栽培」―愛媛県・赤松保孝(イチゴ栽培歴42年)
開始ページ: 基+439
執筆者: 赤松保孝
執筆者所属: 愛媛県実際家
備 考: 執筆年 2007年
記事ID: y323008z
見出し
〈私のイチゴ栽培の特色〉 ・・・〔1〕
〈育苗〉
1.安価で万人向けの小型受けポット高設育苗
(1)地域の9割の農家が導入
(2)育苗場所の選定 ・・・〔2〕
(3)棚のつくり方
2.親株の準備
(1)親株はプランターに植える
(2)古い培土を太陽熱消毒して利用
3.挿し芽育苗法
(1)挿し芽法のポイント
(2)植付け後の管理のポイント ・・・〔3〕
(3)挿し芽育苗法を活用した,炭疽病に感染させない苗生産の試み
4.親株の植付けから採苗までの管理 ・・・〔4〕
(1)プランターへの基肥と追肥
(2)親株植付け作業
(3)親株植付け後の管理
(4)プランターの高設上げ
(5)高設に上げてからの灌水
(6)育苗中の親株への施肥
(7)小型ポットと培土つくり
(8)ランナーの潜り止め
(9)ランナー,受けポット押さえ器具
5.ランナー切離し後の管理 ・・・〔5〕
(1)ランナーの切離し
(2)移植後の灌水
(3)ポットの施肥
(4)苗の病害虫防除
(5)苗床の葉かき ・・・〔6〕
(6)防暑対策と花芽分化促進対策
〈圃場の準備〉
1.「るんるんベンチ栽培」はこうして生まれた
2.るんるんベンチ栽培の特徴 ・・・〔7〕
3.「るんるんベンチ」の構造
4.ベンチの設置 ・・・〔8〕
(1)圃場の選定と整地
(2)必要な資材と前処理
(3)ベッドの高さの決め方
(4)通路幅の設定
(5)ベンチは水平に設置する
(6)組立ての手順と要点
5.培土の作成 ・・・〔9〕
(1)籾がら培土のつくり方 ・・・〔10〕
(2)ピートモス
(3)土
(4)基肥
(5)培地の混合,1年目は練込みをする
(6)2年目以降のやり方 ・・・〔11〕
〈定植から収穫まで〉
1.マルチ張り
2.定植 ・・・〔12〕
(1)穴あけと植付け
(2)定植後の灌水
3.定植後の管理
(1)温度管理
(2)灌水
(3)電照 ・・・〔13〕
(4)追肥
(5)ECの簡易測定法
(6)花梗枝折れ対策
(7)防除作業
(8)ハウスの開閉
(9)収穫作業
4.収穫後の作業
(1)株片づけ
(2)太陽熱消毒 ・・・〔14〕
(3)培地の管理
キャプション
第1図 小型受けポット高設育苗のようす
第2図 高設育苗の棚のつくり方
第3図 軽自動車の荷台を利用した鉄パイプ修正器
第4図 古い培地をビニールで被覆し,糖蜜を使って太陽熱消毒
第5図 挿し芽の方法
第6図 挿し芽育苗のようす
第7図 プランターには灌水チューブで,ポットには写真のようにじょろで灌水
第8図 防風ネットでランナーの潜り防止
第9図 鉄筋結束線(矢印)で苗を押さえる
第10図 Uポットを網上に並べ育苗
第11図 ランナー切離し直後のポット施肥
第12図 収穫期の「るんるんベンチ栽培」のイチゴ
第1表 「るんるんベンチ」資材費の試算
第13図 「るんるんベンチ」の基本的な構造
第2表 ベンチに必要な資材と寸法
第14図 るんるんベンチの組立て
第15図 るんるんベンチの組立ての工夫
第16図 トタンの継ぎ目は割り箸を差し込み,排水用の隙間をつくる
第17図 沈下したベンチの修正
第3表 本圃の基肥例(多肥型)
第18図 基肥を施肥したあとの状態
第19図 勢いよく水を出しながら,壁土練りの状態にする
第20図 2年目以降の籾がら不足分補充作業
第21図 小型管理機で1回耕うんする
第22図 灌水チューブを設置し,灌水してからマルチを張る
第23図 穴あけ器具で,2条千鳥に植え穴をあける
第24図 ポット苗を差し込んで植え付ける
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