『農業技術大系』畜産編 第8巻 本体+576の4~本体+576の14(ページ数:11)
JAS法改正による有機畜産と今後の課題
開始ページ: 本体+576の4
執筆者: 原耕造
執筆者所属: 全国農業協同組合連合会
備 考: 執筆年 2006年
記事ID: c258007z
見出し
1.有機畜産の背景 ・・・〔1〕
(1) コーデックスガイドラインによる「有機畜産物」の4つの必要条件
(1)家畜に給与する飼料
(2)家畜への投薬
(3)家畜の飼育環境(健康・福祉)
(4)第三者機関による認定
(2) アニマルウェルフェアをめぐる世界の動向と日本 ・・・〔2〕
(3) ドイツのバタリーケージ禁止法案の概要 ・・・〔3〕
2.改正JAS法・有機畜産および有機飼料の概要 ・・・〔4〕
(1) 有機畜産物のJAS規格のポイント
(1)対象となる家畜・家きんの種類
(2)有機飼料の給与
(3)生理学的・行動学的要求を尊重した飼養管理
(4)動物用医薬品の使用制限
(2) 有機飼料のJAS規格のポイント
3.JAS有機畜産の問題点と課題 ・・・〔6〕
(1) 肥料から見た問題点
(2) 飼料の問題点
(3) 消費者教育の問題点 ・・・〔8〕
4.本来の有機畜産が目指すもの
(1) 差別化商品の論理を超えて
(2) 日本人と西欧人の文明観 ・・・〔9〕
キャプション
第1図 イギリスイーストブルックファームの放牧豚
第2図 放牧豚を支えるイギリスの大手スーパーSainsbury(セインズベリー)
第3図 有機畜産の考え方の基本と貿易
第4図 畜舎内のようす
第1表 有機畜産のいくつかのポイントの比較
第5図 WTOシアトル会議のデモで訴えた農畜産物貿易の不当性
第6図 遺伝子組換え技術がもつ二面性
第7図 食料自給率向上を阻んでいるもの
第8図 国内における生物多様性の三つの危機
第2表 稲作漁労文明と畑作牧畜文明の比較
第9図 欧州人の自然に対する価値観が変わろうとしている
第10図 環境と食品安全の利害関係の違い
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