『農業技術大系』畜産編 第4巻 基+431~基+441(ページ数:11)
日本における放牧養豚の展開とその可能性
開始ページ: 基+431
執筆者: 山下哲生
執筆者所属: NPO法人日本放牧養豚研究会,養豚塾主宰
備 考: 執筆年 2005年
記事ID: c244004z
見出し
1.グレートアウトドア,ハッピーピッグ ・・・〔1〕
2.放牧養豚の始まり ・・・〔2〕
(1) インドア(舎飼い)とアウトドア(放牧)
(2) 産業革命,囲い込みで舎飼い養豚が出現
(3) 醸造業とともに養豚が発展,大規模化
3.イギリスでの放牧養豚成功の鍵 ・・・〔3〕
(1) インドア全盛期にアウトドアへの挑戦
(2) 失敗に学んだ放牧養豚
(3) 放牧養豚の発展を支えた諸点 ・・・〔4〕
(1)人工授精の普及
(2)簡易電牧線システムの発展
(3)デュロック種の導入
(4)種豚供給会社による情報提供
(5)農業大学,専門研究機関による教育 ・・・〔5〕
(6)豚の行動に関する研究成果の応用
(7)関連資材の低価格での供給
(8)機械による妊娠診断技術
4.日本での繁殖豚の野外放牧の可能性
(1) 日本での放牧養豚の基本技術 ・・・〔6〕
(1)野外放牧には有色豚が向く
(2)耕地,牧草地での移動による耕畜連携
(3)人工授精と協同授乳システム ・・・〔7〕
(4)排水のよい土地の選択と施設
(2) 日本での放牧養豚先進事例 ・・・〔8〕
(1)長野県大北農協の「信州野豚」
(2)農事組合富士農場サービスの静岡での放牧養豚事業
(3)離乳子豚の放牧養豚 ・・・〔9〕
キャプション
第1図 イギリスでの放牧養豚
第1表 イギリスえロードナイト氏らが取り組んだアウトドア(放牧)当初のメリットと問題点
第2表 イギリスでは1990年代にアウトドア(放牧)の成績がインドア(舎飼い)を追い越した
キーワード:子取り経営の財務状況\離乳子豚の成績
第2図 効率的な放牧豚のラジアルシステム
第3図 分娩後7日間をすぎれば協同授乳に
第4図 野外放牧用のハッチ
第5図 大型のペレット飼料を食べる野外の放牧母豚
キーワード:黒豚\中ヨークシャー
第6図 富士山麓での肉豚の放牧
第7図 えさも大型の給餌器を使って野外で与える
第8図 豚は雪の中でも野外で元気に走り回る
第9図 離乳子豚はわらをたっぷり敷いた野外のハッチで,舎飼いの倍の面積で飼育
第10図 1年使った放牧地は耕地か牧草地に
キーワード:イギリス
第11図 日本放牧養豚研究会で勧めている「健康ハッチ」
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