『農業技術大系』畜産編 第2-2巻 栃木・自由学園那須農場+1~栃木・自由学園那須農場+9(ページ数:9)

乳牛>実際家の技術と経営

経産牛57頭,小規模移動放牧 ○「緑のパドック」方式の小規模移動放牧の導入 ○7か月間昼夜放牧で,糞尿量は3割以下に激減 ○電気牧柵の活用で景観保全と放牧地確保 栃木県那須塩原市 自由学園那須農場

開始ページ: 栃木・自由学園那須農場+1

執筆者: 山口曜

執筆者所属: 自由学園那須農場

備 考: 執筆年 2005年

記事ID: c242203z

見出し

〈那須農場の経営〉 ・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営のあゆみ ・・・〔2〕
   (1)学校の鍛錬施設としてスタート
   (2)放牧の導入
   (3)放牧導入による牛の変化
〈緑のパドック方式の放牧技術〉 ・・・〔4〕
 1.移動電気牧柵による牧区つくり
 2.放牧期間と放牧時間
 3.草地管理 ・・・〔5〕
 4.牛舎周辺,道路ぎわなどすべてが放牧地 ・・・〔6〕
〈飼養管理と乳量の実態〉 ・・・〔7〕
 1.濃厚飼料は4分の1減
 2.産次数,乳量ともに向上して安定
 3.夏場の牛体へのシャワー ・・・〔8〕
〈糞尿処理〉
〈今後の課題〉
 1.放牧導入の課題
 2.開かれた牧場に

キャプション

第1表 飼養頭数(2005年8月)
第1図 放牧している未経産牛
第2図 那須牧場の全体見取り図と草地の利用(2005年)
第3図 電気牧柵を移動しやすいように設置したドラム(左)と,牧柵に沿って移動する牛たち
第2表 搾乳牛の1日の放牧スケジュール
第4図 日ざしが強くなると,牛たちは牧場に隣り合わせの木陰で休息している
第5図 電気牧柵で仕切られた牧区(左:前日から放牧した区,右:夕方から放牧する区)
第6図 作業道路も貴重な草地(左:放牧地と採草地,右:デントコーン畑)
第3表 那須牧場での搾乳牛への飼料給与
第4表 乳牛の成績の現状
第7図 牛舎には扇風機と手づくりのシャワーを設置している
第8図 放牧地の管理が重要
   キーワード:手づくりの水飲み場\草を食べる牛たち\夏場の牧草の生長
第9図 日帰りで酪農体験にやってきた東京の中学生たち

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