『農業技術大系』作物編 第3巻 千葉・藤崎+1~千葉・藤崎+13(ページ数:13)
冬期湛水不耕起移植稲栽培 砂質秋落ち田で多収と良食味を実現 成苗(4.5~5.5葉)坪50~60株,2~3本植え 千葉県佐原市 藤崎芳秀(63歳)
開始ページ: 千葉・藤崎+1
執筆者: 鳥井報恩
執筆者所属: 元県立旭農業高校
備 考: 執筆年 2003年
記事ID: s253004z
見出し
〈地域の概況〉 ・・・〔1〕
〈藤崎さんの栽培と米の特徴〉
1.冬期湛水不耕起栽培
2.食味向上,除草不要 ・・・〔2〕
3.米に新しい物語が生まれた
〈技術の基本〉 ・・・〔3〕
1.土つくりと施肥
2.水管理 ・・・〔4〕
3.苗づくりの基本
4.目標とする苗の姿 ・・・〔5〕
〈冬期湛水不耕起栽培の実際〉 ・・・〔6〕
1.3つの目標
2.生育の特徴 ・・・〔7〕
3.低温育苗法 ・・・〔8〕
(1)塩水選から播種まで
(2)床土と覆土 ・・・〔9〕
(3)芽出しから1.5葉まで
(4)1.5葉から3.5葉まで ・・・〔10〕
(5)3.5葉から5.5葉(田植え)まで
4.本田の準備
(1)本田の除草
(2)畦の黒マルチ張り ・・・〔11〕
(3)田植え時の本田のようす
5.施肥とそのねらい
(1)基肥
(2)6葉期の分げつ肥
6.本田での管理
(1)常時湛水
(2)藻類と深水でシラタの発生を抑える
7.収穫,乾燥・調製,保管・貯蔵,出荷
(1)収穫
(2)乾燥・調製 ・・・〔12〕
(3)保管・貯蔵
(4)出荷時の精米と梱包
〈今後の課題〉
1.完全無肥料の可能性の追求
2.米の食味と肥料との関係の追求 ・・・〔13〕
3.イネを育てながら水を浄化する
4.安心・安全に付け加えること
キャプション
経営の概要
第1図 冬期湛水不耕起栽培のコシヒカリの姿(収穫直前)
第2図 イトミミズの巣穴。冬の間に速効性の肥料をつくり出してくれる
第3図 収穫時期にやってきたサギやツバメたち
第4図 不耕起栽培での田植えのようす
第5図 株元まで光が当たる開張型の姿
第6図 太い根が目立つ不耕起イネの根
第1表 低温育苗法のあらまし
第7図 低温育苗の葉の展開図と一般稚苗
第8図 右端が低温育苗した藤崎さんの苗(3.8葉時)
第9図 生育過程と技術のしくみ
第10図 田植え後1か月の冬期湛水不耕起イネの姿
第11図 幼穂形成期頃のイネの姿。左が湛水不耕起栽培,右が慣行栽培
第12図 収穫時のイネ姿の比較。左から冬期湛水不耕起栽培,不耕起栽培,慣行栽培
第2表 収量構成要素
第3表 育苗管理作業暦
第13図 条に播種する(渡部式直列播種機)
第14図 育苗の床土に使うミミズの糞
第15図 若竹色の芽が1cmに伸びたらホワイトシルバーをはぐ
第16図 3.5葉から5.5葉までは水田に移して湛水管理(後期2葉水田管理)
第17図 田植え直前の苗の状態。茎の太さと,白い通気根が印象的
第18図 サヤミドロは水面を覆って水温上昇を抑制し,シラタの発生を抑える
第19図 トロトロ層をつくるアブの幼虫
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