『農業技術大系』土壌施肥編 第7-1巻 資材+64の84~資材+64の99(ページ数:16)

資材の特性と利用>堆肥化資材

堆肥施用と病原菌汚染

開始ページ: 資材+64の84

執筆者: 染谷孝井上興一

執筆者所属: 佐賀大学佐賀大学

備 考: 執筆年 2003年

記事ID: d147107z

見出し

 1.農産物の衛生管理と堆肥 ・・・〔1〕
 2.家畜糞および堆肥中の問題になる病原菌 ・・・〔2〕
  (1) 堆肥原料中の病原菌
  (2) 家畜による大腸菌O157の保菌 ・・・〔3〕
  (3) 堆肥中の病原菌 ・・・〔4〕
 3.堆肥施用による土壌汚染の可能性
  (1) 土壌中の生存に関する実験的検討
  (2) VNC現象と病原菌の生存 ・・・〔6〕
 4.家畜糞および堆肥を介した農産物病原菌汚染の実態 ・・・〔7〕
  (1) 有機栽培野菜の病原菌汚染
  (2) 有機農産物が原因の食中毒事例 ・・・〔8〕
  (3) 農場環境での病原菌の生態
  (4) 安全な農産物生産へのレシピー ・・・〔9〕
 5.堆肥による病原菌殺菌技術 ・・・〔10〕
  (1) 病原菌の熱感受性
  (2) 堆肥の発酵過程での病原菌の消長と殺菌技術
  (3) 堆肥原料無害化装置 ・・・〔12〕
 6.衛生面から見た市販堆肥の選択と使用法 ・・・〔13〕
  (1) 市販堆肥の選択
  (2) 堆肥の使用上の安全化ポイント

キャプション

第1表 家畜糞,下水汚泥および都市ごみから検出されるヒトの病原体
   キーワード:細菌/糸状菌/原虫/寄生虫/ウイルス
第2表 コンポストの原料となる牛糞,下水汚泥および都市ごみ中の大腸菌群数
第3表 各種動物からの大腸菌O157:H7の検出率
第4表 牛からの大腸菌O157:H7の日本での検出率
第5表 コンポスト製造過程での大腸菌群の消失と,製品中に残存する大腸菌群
   キーワード:原料/消失までの期間
第6表 土壌中における病原体の生存性(室内実験)
   キーワード:種類/生存期間
第1図 牛糞,土壌および河川水での大腸菌O157の生存(室内実験)
第2図 土壌中でのサルモネラ菌の生存とVNCへの移行
   キーワード:蛍光抗体法/ELISA/蛍光抗体法(死菌)/平板培養法
第7表 有機栽培野菜における大腸菌群などによる汚染
   キーワード:糞便性大腸菌群/セレウス菌/陽性率/菌数/有機栽培野菜/市販野菜/有機栽培圃場土壌/市販合成有機肥料/有機肥料原材料
第8表 堆肥を使用した農産物が原因と見られる大腸菌O157による食中毒事件
   キーワード:発生年/場所/感染者数/汚染農産物
第9表 野菜・果実類での病原体の生存性
   キーワード:種類/媒体/生存日数
第3図 欧米で推定されている大腸菌O157の生態と感染ルート
第10表 生鮮野菜・果実への病原菌の汚染源となるもの
第11表 大腸菌K12株およびO157の熱感受性
   キーワード:生理食塩水/牛糞堆肥(70%水分)/牛糞堆肥(40%水分)
第4図 下水汚泥コンポストの製造過程での大腸菌群の消長
   キーワード:日数/コンポスト内部温度
第5図 都市ごみコンポスト熟成過程での大腸菌群などの消長
   キーワード:日数/糞便性レンサ球菌/糞便性大腸菌/サルモネラ菌
第6図 牛糞堆肥熟成過程での大腸菌群の減少と再増殖
   キーワード:日数/温度/大腸菌群数
第12表 堆肥化過程での病原菌対策の要点
第7図 堆肥原料無害化装置
第13表 コンポストの品質および安全性に関する米国EPA(環境保護庁)の分類
第14表 Stranch(1987)が提案するコンポストの衛生管理基準
第15表 市販堆肥の安全性確認の目安

トップへ戻る