『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 新潟 JAこしじ+1~新潟 JAこしじ+11(ページ数:11)
土づくり推進協議会を設立し,景観も育ててホタル飛び交う有機の里の米づくり ○綿密な土壌マップで適正施肥の徹底 ○籾がら,おから,廃菌床など地域資源堆肥による有機物循環 ○減化学肥料・減農薬の高付加価値米の生産・流通体制を確立 新潟県三島郡越路町 JAこしじ
開始ページ: 新潟 JAこしじ+1
執筆者: 西村良平
執筆者所属: 農業資源研究会
備 考: 執筆年 2001年
記事ID: d128011z
見出し
〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
1.地域の条件
(1)自然条件
(2)社会条件
(3)自然環境 ・・・〔2〕
〈環境保全型農業への取組み〉
1.取組みの特徴
2.土つくりへの取組みの開始
〈取組みの実際と技術〉 ・・・〔3〕
1.稲わらのすき込み
2.ようりん・ケイカルによる土壌改良
3.堆肥の施用による土つくり ・・・〔4〕
(1)イネ再生産を可能にする堆肥施用量の割出し
(2)地域資源による堆肥の確保
〈環境保全型のイネ栽培〉 ・・・〔5〕
1.肥料の適正施用への取組み
(1)施肥の計画づくりと実施体制
(2)全層施肥から側条施肥へ ・・・〔6〕
2.土づくり推進協議会の組織と実施体制
(1)協議会の組織と活動
(2)土つくりの受託作業
3.ブロックローテーションによる土壌物理性の改良 ・・・〔7〕
4.農薬5割減の実現 ・・・〔8〕
5.土つくりの成果
〈環境保全型農業を支える販売体制〉
(1)コシヒカリの価値をさらに高めての販売
(2)清らかなホタルのイメージでさらに付加価値を ・・・〔9〕
(3)酒造メーカーと契約して酒米地産地消提携
〈環境保護とリサイクルの活動〉 ・・・〔10〕
1.プラスチックのリサイクル
2.町の環境保全活動への貢献
(1)ホタル復活と有機生産と結びついて
(2)荒れつつあった棚田も山菜,メダカ,ホタル増殖の基地に
(3)町全体がボランティアの集団
〈今後の展開〉 ・・・〔11〕
キャプション
環境保全型農業への取組みの概要
第1表 越路町の品種別作付け面積(1999年産)
第2表 土壌改良剤・堆肥の散布面積
第1図 減化学肥料・減農薬で健康に育ったイネの収穫
第3表 越路の華・有機堆肥の成分量
第2図 堆肥づくり。切返しによる発酵で80℃ほどの温度になる
第3図 堆肥づくり。発酵層に移し,スクープ式攪拌機により発酵をすすめる
第4表 土壌分析の値の推移
第5表 JA独自の有機質入り肥料「越路の華シリーズ」
第4図 減化学肥料・減農薬特別栽培米「越路の華」コシヒカリ栽培ごよみ
第6表 土つくりに利用する動力農機具
第5図 あぜ道での講習会
第7表 コシヒカリの1等米比率と10a当たり収量の推移
第6図 JAこしじのブランド米「越路の華」
第8表 土つくりによる米の販売量と栽培面積
第7図 6月下旬のホタル祭
第8図 棚田の保全でJAの職員たちが田植えをする
第9図 景観植物のヒマワリが花を咲かせた
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.