『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 千葉 三芳村+1~千葉 三芳村+12(ページ数:12)
結成30年 消費者とともに築いた村の自然を丸ごと生かした循環農法 ○土を重視し,自然の力を最大限に生かす農法 ○共同購入の会員組織が全量引取りで有機農法を支える ○農家グループが有機農産物を首都圏の消費者に配送 千葉県安房郡三芳村 三芳村生産グループ
開始ページ: 千葉 三芳村+1
執筆者: 西村良平
執筆者所属: 農業資源研究会
備 考: 執筆年 2001年
記事ID: d128010z
見出し
〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
1.三芳村の自然条件
2.三芳村の社会的条件
〈環境保全型農業への取組み〉 ・・・〔2〕
1.取組みの特徴
2.無農薬・無化学肥料栽培のきっかけ
3.共同購入と産直の始まり ・・・〔3〕
(1)消費者との話合い
消費者から提示された条件
生産者の取組みのすすめ方
(2)自然農法と共同購入の考え方 ・・・〔4〕
(3)自然農法の開始
〈取組みの実際と技術〉 ・・・〔5〕
1.無農薬・無化学肥料での栽培の実践
(1)無農薬・無化学肥料での栽培の基本
化学肥料の成分を有機物で置き換える農法の限界
農作物本来の生育に立ち戻った栽培法
理想となる生育状態を把握しておく
(2)土中の微生物のバランスを重視 ・・・〔6〕
口の中でとろける,にが味のない土
土の状態を見分けるには二つの方法
(3)堆肥の利用
(4)養鶏と鶏糞ボカシ
2.イネを育てる ・・・〔7〕
(1)米ぬかの施用
(2)田植えとイネミズゾウムシ対策
(3)ザリガニが除草
(4)苗づくりと田植え ・・・〔8〕
3.野菜を育てる
(1)堆肥で畑を被覆する
(2)耕うんと施肥
低速で耕うん
追肥は基本的にやらない
(3)野菜の作付け体系 ・・・〔9〕
4.経営が成り立つ有機農業
5.共同購入と産直の展開
(1)流通体制の構築
配送の体制
(2)配送の形態の変化 ・・・〔10〕
(3)消費者の活動 ・・・〔11〕
〈食生活の変化と今後の課題〉
キャプション
環境保全型農業への取組みの概要
第1図 無農薬・無化学肥料のイネの収穫
第2図 三芳村生産グループの出荷場
第3図 グループをひっぱってきた一人,和田博之さん
第4図 土の状態を観察する和田博之さん
第5図 畑は堆肥で被覆され,通路が排水の溝となっている
第6図 畑の断面
第7図 「みんなの家」につくった加工場
第8図 生産グループの組織図
第1表 ポストの会員数と配送のユニット数の関係
第2表 10ユニットの場合の上限(最大量)の例
第9図 出荷されるハクサイ
第10図 新築した「みんなの家」
第11図 三芳村を訪れた消費者とその家族
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