『農業技術大系』作物編 第8巻 宮城・中沖グリーンフ+1~宮城・中沖グリーンフ+12(ページ数:12)
水田の多面的利用>事例編>水田輪作で農産物の高付加価値を生み出す
圃場整備し集落営農,3年輪作による種子用ダイズ栽培 -朝市,夕市,学校給食への野菜出荷や加工品づくりなど多彩に展開- 宮城県古川市・中沖グリーンファーム
開始ページ: 宮城・中沖グリーンフ+1
執筆者: 西村良平
執筆者所属: 農業資源研究会
備 考: 執筆年 1999年
記事ID: s218014z
見出し
〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
1.地域の水田の条件
2.水田利用の経過
3.イネ-ダイズのブロックローテーションの確立 ・・・〔2〕
〈取組みの動機とねらい〉 ・・・〔3〕
1.取組みのきっかけと経過
(1)湿田の改善と大区画化で圃場整備
「将来を考える会」結成から事業の開始まで
広域の大区画圃場整備事業に発展
(2)集落全体の力でつくり上げた集落営農構想
集落あげて全国の先進地視察
中沖式集落営農組織「中沖グリーンファーム」の設立 ・・・〔4〕
2.取組みのねらいと内容 ・・・〔5〕
(1)大型機械のリースによる一貫作業体系
(2)ダイズの種子採種栽培
(3)黒ダイズ,野菜,加工など経営の多角化に着手
3.取組みの成果 ・・・〔6〕
〈多面的利用の実際と技術〉
1.ダイズの栽培
(1)圃場と品種の選択
(2)開花期の畦間灌水で収量アップ
(3)ダイズ栽培の実際
元肥施肥
排水対策
播種・施肥 ・・・〔7〕
中耕・培土 ・・・〔8〕
防除
収穫
(4)種子用ダイズの選別
2.多面的利用におけるイネ栽培のポイント ・・・〔9〕
(1)ダイズ跡作としてのイネの利点と注意点
(2)有機米の栽培
〈野菜の直売などの展開〉
1.商店街との共同で開く木曜朝市,土曜夕市
2.地元野菜の学校給食への納入 ・・・〔10〕
〈今後の課題〉 ・・・〔11〕
1.経営の現状
2.今後の計画と課題
(1)農業生産法人の設立へ
(2)ダイズの不耕起栽培
(3)加工場の設置 ・・・〔12〕
キャプション
●経営のあらましと多面的活用の概要
キーワード:乾田沖積土\埴土\平坦地
第1表 中沖グリーンファームのダイズ,イネの作付け状況
第1図 中沖グリーンファームの総会
第2図 長野県の視察地で
第3図 中沖グリーンファームの組織体制
第2表 中沖グリーンファームの組合員の家族構成
第3表 中沖グリーンファームのダイズ・イネの単収の推移
第4表 中沖グリーンファームのダイズの収量の推移
第4図 転作ダイズの播種作業(施肥と播種同時に行なう)
第5図 転作ダイズの除草剤散布
第5表 圃場整備実施大区画圃場でのダイズの耕種概要
第6図 転作ダイズのラジコン・ヘリによる薬剤散布
第7図 収穫期を迎えるミヤギシロメ
第6表 収穫したダイズの品質
第7表 圃場整備実施大区画圃場でのイネの作業
第8表 中沖グリーンファームの稲作と転作ダイズの収入年度別比較対照表
第9表 経営の概要
第8図 共同での田植え作業でホッと一息休憩
第9図 女性部が中心となって行なうイネの生育調査
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.