『農業技術大系』作物編 第8巻 島根・弥栄村営農集団+1~島根・弥栄村営農集団+12(ページ数:13)
水田の多面的利用>事例編>水田輪作で農産物の高付加価値を生み出す
オーナー制・加工・販売へ転作生かして村ぐるみの取組み -基盤整備田のイネ-ダイズブロックローテーションと棚田の野菜多品目生産- 島根県弥栄村・弥栄村営農集団+(有)やさか共同農場
開始ページ: 島根・弥栄村営農集団+1
執筆者: 佐藤隆
執筆者所属: 有限会社やさか共同農場
備 考: 執筆年 1999年
記事ID: s218013z
見出し
〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
1.村の水田の条件
2.水田利用の経過 ・・・〔2〕
(1)棚田の時代(~昭和50年代)
(2)基盤整備田の時代(昭和60年~)
3.現在の水田利用 ・・・〔4〕
4.村の農業を支えるグループ
(1)集落営農型生産組合
(2)酒米生産組合
(3)森の里工房生産組合 ・・・〔5〕
(4)有限会社やさか共同農場 ・・・〔6〕
〈取組みの動機とねらい〉
1.イネ-ダイズ集団輪作
2.取組みのねらいとその展開
(1)ブロックローテーションによる田畑輪作の確立
(2)加工をとり込んだ楽しい農業へ ・・・〔7〕
3.支援組織の発足
4.イネ-ダイズ輪作+加工の取組みの成果 ・・・〔8〕
(1)浅耕方式で保水・排水良好の土に
(2)加工・オーナー制の定着
(3)有機栽培と加工販売への共感 ・・・〔9〕
〈多面的利用の実際と技術〉
1.田んぼの中に畦環境をつくり出す
2.有機栽培と加工用途をにらんだダイズ品種
3.幅広高うねでのダイズ栽培
播種
中耕と培土 ・・・〔10〕
防除と追肥
4.ダイズ輪作でのイネ栽培のポイント
〈加工・販売-水と米・豆を徹底して生かす〉
1.味噌,酒,醤油-「醸造の里」づくりへ
2.都会での手造り味噌講習会で産直のパイプを太く ・・・〔11〕
〈今後の課題-醸造の里構想に向けて〉
(1)加工で奨励金を上回る収入を
(2)高齢者+研修生で野菜部門の充実 ・・・〔12〕
(3)地酒販売会社を立ち上げる
(4)他組合との共同事業による積極展開
キャプション
●地域と多面的活用の概要
キーワード:基盤整備田\乾田\棚田
第1図 弥栄村の位置
第2図 弥栄村のようす
第1表 弥栄村の水田の状況(平成10年)
第3図 棚田と基盤整備田の構造的な比較
第2表 棚田から基盤整備田へ,弥栄村の稲作の変化
第4図 棚田は一部畑地に転換されて和牛が入り,森と農地をつなぐ
第5図 棚田を生かした営農に取り組む森の里工房生産組合の人たち
第3表 弥栄村の各生産法人の活動の歩み
第6図 ダイズ集団転作の仕組み
第4表 ダイズとイネの収益性比較(平成9年度)(浜田農業改良普及センター)
第5表 転作ダイズ用作農機の装置
第7図 イネとダイズの畑
第8図 地元の大豆の豆腐に注目が集まっている
第6表 加工品の原料内訳と売上げ高(平成10年)
第7表 転作ダイズの作業工程など(10a)(浜田農業改良普及センター)
第9図 ダイズは田の中に大きな畦をつくる要領で栽培する
第10図 味噌,酒,醤油-「醸造の里」をめざす(やさか仙人パンフレットより抜粋)
第11図 消費者のもとに出向いて開く手造り味噌講習会は15年続けている
第12図 野菜セット,お年寄りの漬物セットも好評だ(やさか仙人パンフレットより抜粋)
第13図 醸造の里構想の図
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