見出し

　　(1)　菊池病院の概要と園芸療法への取組み　・・・〔1〕
　　(2)　ベランダでの園芸活動の内容
　　　(1)自分で種まき，大工仕事も
　　　(2)工夫して育てた花を自分用にも，ホスピス病院にも
　　　(3)患者さんの心を映す花言葉　・・・〔2〕
　　　(4)好まれる花と色
　　(3)　園芸療法の実際と考え方　・・・〔3〕
　　　(1)花と緑がある「場」の意味
　　　　憩いの場：密かな自閉が保てる場
　　　　日常的な馴染みの場：安心の場
　　　　季節感を味わう場：回復への希望を持つ場
　　　　ゆるやかな生と死を伝えてくれる場
　　　(2)花と緑を介する対人関係
　　　　自然な語らいから馴染みの関係へ
　　　　仲間意識の共有
　　　(3)園芸療法が対象とする人々　・・・〔4〕
　　　　うつ病，神経症，軽い痴呆の人
　　　　痴呆老人
　　　　児童・思春期の人
　　　　アルコール依存者，薬物依存者など
　　　　精神分裂病の人
　　(4)　その他の園芸活動
　　　(1)ケナフやイネの栽培
　　　　ケナフ栽培でハガキの作成
　　　　ベランダでのイネの栽培
　　　(2)手づくりのハーブガーデン　・・・〔5〕
　　　　ハーブガーデンの内容
　　　　ハーブの効用
　　(5)　病院内の園芸活動の治療的意味
　　　(1)園芸療法の応用範囲の広がり
　　　(2)園芸作業の療法としての意義
　　　(3)「病を治す」と「心を癒す」　・・・〔6〕

キャプション

地域と施設の概要
第1図　花と緑がある「場」をつくりだすベランダ園芸
第1表　ベランダ園芸がつくりだす場の意味
第2図　ベランダでのイネの栽培
第3図　手づくりのハーブガーデン
第4図　園芸療法の3つの側面
第2表　植物から与えられるもの（植物の療法としての意義）
第3表　精神科の治療がもつ2つの側面
　　　キーワード：病を治す＼心を癒す