『農業技術大系』畜産編 第8巻 本体+619~本体+627(ページ数:9)

環境対策>事例編

酪農・経産牛54頭 ○発酵生成物ビタコーゲン利用によるふん臭消失 ○微生物のふん中への移行による良質堆肥生産 ○清潔な牛舎・牧場内,牛も人も快適な環境を実現 北海道札幌市北区 横田巌(33歳)

開始ページ: 本体+619

執筆者: 難波直樹

執筆者所属: 発酵生成物普及推進協議会

備 考: 執筆年 1993年

記事ID: c0801170

見出し

〈ふん尿処理・環境対策をめぐる問題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の状況と環境対策の行政の取組み
 2.横田さんの経営とふん尿処理・環境対策の考えかた ・・・〔2〕
〈発酵生成物利用によるふん尿処理と実際〉 ・・・〔3〕
 1.ビタコーゲンの概要
 2.利用の動機 ・・・〔4〕
 3.ビタコーゲンの給与から堆肥生産までの手順
   (1)ビタコーゲンが排泄ふん悪臭発生防止となる理由
   (2)給与排泄ふんの堆肥生産の有利性
〈生産された堆肥の品質とその活用〉 ・・・〔7〕
〈乳牛の飼養管理技術〉 ・・・〔8〕
 1.自給飼料の給与
 2.飼養乳牛の管理
〈経営収支〉
〈今後の課題〉 ・・・〔9〕

キャプション

経営の概要
第2図 牛舎とサイロ
第1図 横田牧場住宅と庭先,花壇が美しい
第3図 横田牧場所有面積10ha(住宅,圃場,牛舎,施設等を含む)
第1表(1) 施設と所有機械
第1表(2) 現有機械
第2表 ビタコーゲン
第4図 ビタコーゲン給与から発酵堆肥完成までの順序
第5図 ビタコーゲン1袋15kg入り。これを1日1頭当たり給与基準量1.50gを給与飼料とともにTMR方式で毎日与えている
第6図 サイレージ,配合飼料,その他をこの飼料調製室で混合して自動給餌機で給与する
第7図 繋養牛の体は汚染されていない
第8図 牛舎から直接バーンクリーナーのエレベーターによりボロが屋根つき堆肥舎に堆積される。堆肥舎内で切返しを行なう
第9図 ショベルローダーで堆肥舎の中の堆肥を移動し,切り返す
第10図 堆肥舎が満杯になると戸外に出される。数回切返しが行なわれる。野積みにされても臭気・ハエの発生もみられない。降雨でも流されない
第11図 完熟堆肥の山(高さ約1.8m)。ほとんど土と同様である。この堆肥を草地・飼料作圃へ還元している
第12図 育成牛のパドックにおける飼養状況。牛の体形がよく,全牛が揃っている。つづく草地はアルファルファである
第4表 生産収入(単位:円)
第3表 横田牧場の搾乳牛頭数,平均乳量,乳成分の変化

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