『農業技術大系』野菜編 第2巻 基+560の53の24~基+560の53の40(ページ数:17)
低軒高ハウスで導入可能な低投資型の環境制御技術
開始ページ: 基+560の53の24
執筆者: 深田正博
執筆者所属: 株式会社ニッポー
備 考: 執筆年 2020年
記事ID: y452001z
見出し
1.要点を押さえた必要範囲の投資を ・・・〔1〕
2.環境制御導入のステップ
(1) 第1段階
(1)温・湿度センサーの比較 ・・・〔2〕
(2)CO2濃度センサー ・・・〔3〕
(2) 第2段階
(3) 第3段階 ・・・〔4〕
3.日射比例灌水
(1) 日射比例灌水に最低限必要なもの ・・・〔5〕
(2) 各地域の日射量
(3) 日射比例灌水の試行
(4) 日射積算値の設定値を仮に決めてみる ・・・〔7〕
(5) 灌水各回の水量を仮に設定してみる
(6) 飽差による日射比例灌水の補正 ・・・〔8〕
(7) 灌水開始のタイミング
(8) 同時施肥 ・・・〔9〕
(9) 土壌の「手づかみ」確認 ・・・〔10〕
(10) 季節ごとの見直し ・・・〔11〕
4.最近の灌水自動化の動きについて
5.環境制御の準備作業 ・・・〔12〕
(1) 十分な灌水のための「排水」
(2) 土壌のpH,塩基バランス ・・・〔14〕
(3) 活着と根量の確保
(4) 点滴チューブに変更
(5) 有孔ダクトで対流,CO2拡散,温度ムラ解消 ・・・〔15〕
6.土耕栽培の環境制御で軽視されていること
7.既存の機器の設定 ・・・〔16〕
キャプション
第1図 従来型のハウスの経営的な優位性(完全雇用型,冬春トマト)
第2図 環境制御の基本目標は第3段階((3))
第3図 百葉箱を進化させた「通風乾湿式」温・湿度センサー
第4図 自動校正によるCO2測定精度の維持
第5図 気孔が開いていることが生育の大前提
第6図 水ストレスを与えた葉の光合成速度変化
第7図 トマト長期栽培におけるハウス内積算日射量,蒸発散量および日射比例灌水制御での灌水量の推移
第8図 時期ごとの積算日射量の推移
第1表 日射比例灌水に最低限必要な資機材
第2表 各地域の積算日射量
第9図 日射比例灌水のしくみ
第10図 葉の周辺の飽差は蒸散に影響
第11図 飽差と土壌水分関係
第12図 点滴チューブ下の根の濃度障害
第13図 灌水直前に乾きやすい箇所で手づかみ確認(15cm深さ)
第14図 灌水設定の調節,確認のタイミング
第15図 日射比例灌水+飽差補正制御
第16図 土壌空気の酸素濃度と果菜の生育(酸素20%区に対する生育割合(生体全量))
第17図 耕盤破砕―短辺方向は暗渠上面に交差
第3表 スイカの果実肥大各時期の13Cの転流率および果実と根への分配率
第18図 うねの手前,中間,奥での水量の数値,ムラを確認する
第19図 緩やかな対流が光合成を助ける
第20図 有孔ダクトによる送風,CO2施用,温度ムラ解消
第21図 既存の機器設定(暖房,自動開閉)
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