『農業技術大系』野菜編 第8-1巻 基+252の2~基+252の10(ページ数:9)

ネギ>基礎編>本圃での管理と収穫・出荷>根深ネギ=定植と活着

栽植密度と窒素施肥量との関係

開始ページ: 基+252の2

執筆者: 本庄求

執筆者所属: 秋田県農業試験場

備 考: 執筆年 2018年

記事ID: y438103z

見出し

  (1) ネギの生育は栽植密度に大きく影響される ・・・〔1〕
  (2) 8月どり作型開発にあたって
   (1)高温期は肥大不良となる
   (2)土寄せが遅れて8月に収穫できない
   (3)栽植密度を低くすると7月にとれる
   (4)8月どりでも栽植密度を低くすれば太くなるのではないか ・・・〔2〕
  (3) 窒素施肥量と栽植密度の違いが生育,収量に及ぼす影響
   (1)試験内容
   (2)無加温ハウスによる育苗 ・・・〔3〕
   (3)窒素施肥量と1穴当たり株数の違いが生育に及ぼす影響
    出葉数―密植で出葉スピードが抑制される ・・・〔4〕
    地上部重
    葉鞘径
    草丈
    収穫期の生育量に施肥量は関係なく,1穴当たり株数が影響
   (4)窒素含有率と窒素吸収量に及ぼす影響
    窒素が吸収されても収量増にはつながらない ・・・〔5〕
    必要以上の施肥はべと病の発生を助長
    1本区では2本区より窒素施肥量を減らせる ・・・〔6〕
   (5)収量に及ぼす影響
    窒素を増やしても調製後の地上部重と収量は変わらない
    1穴当たり株数を減らすと肥大促進 ・・・〔7〕
    栽植本数が減った分の栽培面積拡大は可能
   (6)調製重と栽植密度(株間)との関係 ・・・〔8〕
    株間が広くなるほど調製重は重くなる
    2L割合は1本区で88~96%,2本区で4~21%
  (4) 連結紙筒の1穴当たり株数を減らすことで肥大する

キャプション

第1図 無加温育苗による新作型と加温育苗による慣行作型
第2図 1穴当たり株数の試験区の概略(定植後)
第3図 簡易移植器による定植作業風景
第1表 定植期の生育
第4図 窒素施肥量と1穴当たり株数が定植後の生育に及ぼす影響
第5図 窒素施肥量と1穴当たり株数が窒素含有率と窒素吸収量に及ぼす影響
第6図 窒素施肥量と1穴当たり株数がべと病の発生株数に及ぼす影響(調査日:6月10日)
第2表 窒素施肥量と1穴当たり株数が収穫期の窒素吸収量に及ぼす影響
第3表 窒素施肥量と1穴当たり株数が収量に及ぼす影響
第7図 収穫期(8月12日)における調製重と栽植密度および1株当たり換算株間との関係

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