『農業技術大系』野菜編 第5巻 基+51~基+55(ページ数:5)
光照射による追熟方法
開始ページ: 基+51
執筆者: 吉田千恵
執筆者所属: 宮城県農業・園芸総合研究所
備 考: 執筆年 2017年
記事ID: y425001z
見出し
1.着色促進技術の背景 ・・・〔1〕
低温低日射により着色遅延
2.カラーピーマンの着色の生理と収穫後の果実の着色促進のしくみ
(1) カラーピーマンの着色と内的成分
クロロフィルの減少とカロテノイドの増加
(2) カラーピーマンの着色と外的条件
(1)着色しやすい温度域は15~25℃
(2)着色開始した果実は光照射で着色促進
3.光照射追熟技術のポイントと手順 ・・・〔2〕
光照射追熟技術の4つのポイント
4.生産現場での光照射追熟による増収効果 ・・・〔3〕
(1) 夏秋栽培の場合
夏秋栽培では約10%の増収
(2) 促成栽培の場合 ・・・〔4〕
促成栽培では春以降の追熟のメリットが少ない
5.光照射追熟処理した果実の品質
6.夏秋栽培の終盤や促成栽培の低温期に有効 ・・・〔5〕
キャプション
第1図 カラーピーマン果実の色価に対する光量および照射時間の影響
第2図 光照射前と光照射5日後の着色の変化
第3図 光照射追熟技術の手順
第4図 簡易光照射追熟棚の作製例
第5図 夏秋栽培(山形県遊佐町)における光照射による増収効果
第6図 現地における光照射追熟の例
第7図 光照射して着色させた赤色カラーピーマンのBrix値
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