『農業技術大系』野菜編 第3巻 基+188の20~基+188の28(ページ数:9)

イチゴ>基礎編>障害と対策

熱ショック処理による病害抵抗性誘導

開始ページ: 基+188の20

執筆者: 佐藤達雄

執筆者所属: 茨城大学

備 考: 執筆年 2015年

記事ID: y403007z

見出し

  (1) 作物に対する熱ショック処理 ・・・〔1〕
   (1)熱ショック処理とは
   (2)病害抵抗性誘導のメカニズム
   (3)全身的な防御反応 ・・・〔2〕
  (2) イチゴでの熱ショック誘導抵抗性の利用
   (1)多くの病害に有効
   (2)抗菌作用のしくみ ・・・〔3〕
  (3) 高設ベンチ用温湯散布装置の開発 ・・・〔4〕
   (1)温湯散布のポイント
   (2)装置のしくみと稼働方法
   (3)果実に対する効果 ・・・〔7〕
  (4) 経済性試算
  (5) 利用上の注意点
   (1)感染後の治療効果はない
   (2)防除効果のある病害虫と散布条件 ・・・〔8〕
   (3)作物体へのダメージ

キャプション

第1図 高温による病害虫抑制効果の模式図
第2図 熱ショックによる病害抵抗性,高温耐性誘導の交差性の模式図
第3図 植物の全身的な獲得抵抗性のメカニズム
第4図 イチゴ(品種:とちおとめ)に対する熱ショック処理の温度が炭疽病の進展に及ぼす影響
第5図 イチゴ(品種:とちおとめ)に対する熱ショック処理部位が炭疽病の進展に及ぼす影響
第6図 熱ショック処理後のイチゴ(品種:とちおとめ)の葉におけるキチナーゼ遺伝子(Chi2-1)の発現レベルの推移
第7図 自走式温湯散布装置(商品名:ゆけむらー)
第8図 自走式温湯散布装置の各機構
第9図 温湯散布がイチゴ(品種:とちおとめ)圃場でのうどんこ病発生に及ぼす影響
第10図 温湯散布処理によるうどんこ病の抑制効果
第1表 温湯散布処理がイチゴの収量におよぼす影響

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