『農業技術大系』野菜編 第3巻 基+143~基+168(ページ数:26)
高設栽培
開始ページ: 基+143
執筆者: 吉田裕一
執筆者所属: 岡山大学
備 考: 執筆年 2012年
記事ID: y373010z
見出し
(1) おもな高設栽培システムと普及の状況 ・・・〔1〕
(1)多様な方式が開発されてきた
(2)普及の状況
(2) 分類と特徴 ・・・〔2〕
(1)培地の素材
(2)栽培槽と培地の量
栽培槽とベンチ
培地量 ・・・〔4〕
(3)水管理
点滴チューブ
灌水の自動化-日射比例制御 ・・・〔5〕
(4)施肥と培養液管理
(5)培地加温 ・・・〔6〕
(3) ハウスの構造・設備と各装置の設置 ・・・〔8〕
(1)鉄骨連棟ハウスと光線透過率の向上
(2)CO2発生器
(3)暖房設備
(4)架台の配置と栽植密度
(5)架台の構造 ・・・〔9〕
(6)栽培槽 ・・・〔10〕
(7)培地の組成
(8)給・排液回収装置 ・・・〔11〕
(4) 栽培管理 ・・・〔12〕
(1)育苗と定植
栽培株を利用した空中採苗
挿し苗育苗 ・・・〔13〕
定植
(2)養水分管理 ・・・〔14〕
培養液管理を前提に
排液ECの季節変化と影響する要因 ・・・〔15〕
定植直後の管理と過剰障害 ・・・〔18〕
活着後~保温開始期 ・・・〔19〕
保温・CO2施用開始期以降
保温・CO2施用停止期以降
培養液管理の基本的な考え方-EC値・葉色・草勢を観察して濃度を決める ・・・〔20〕
(3)ハウスの環境制御
温度管理
CO2濃度の制御 ・・・〔21〕
電照 ・・・〔22〕
(4)摘果・摘葉と芽の整理 ・・・〔23〕
整枝と摘葉
摘蕾・摘花・摘果 ・・・〔24〕
株管理の重要性 ・・・〔25〕
キャプション
第1図 養液栽培施設の設置面積上位3品目とイチゴの作付け面積の変化
キーワード:トマト\ミツバ
第1表 イチゴの主要な高設栽培方式の特徴
第2表 根域容量と育苗方法がイチゴ3品種の果実生産に及ぼす影響
第3表 点滴給液資材の性能と標準的な価格(単位:10a,ベッド延長800m当たり)
第4表 高設栽培イチゴでの窒素投入量の事例(単位:kg/10a)
第5表 おもな培養液処方と市販液肥の肥料成分の濃度(単位:mg/l)
第2図 女峰の収量に及ぼす培養液組成の影響
第3図 加温,換気の設定温度が異なるハウスにおける晴天日の気温変化と日平均気温(模式図)
第4図 保温性が高い栽培槽(発泡スチロール底部)と低い栽培槽(バッグ中央部)の培地温変化
第5図 ベルギーの標準的なイチゴガラス温室におけるピートバッグ栽培
第6図 栽培ベッドの構造と配置例(単位:cm)
キーワード:パイプハウス\鉄骨ハウス
第7図 チェーン((1)ベルギーのダッチライト型ガラス室)および直管パイプ((2),(3)のぞみふぁーむ鉄骨ハウス)で吊り下げたイチゴの架台
第8図 排水促進のために不織布を設置したハンモック式栽培槽
第6表 イチゴ高設栽培に用いられる培地資材の特性
第9図 CO2施用(700~900ppm)が排液ECと排液中硝酸態窒素濃度の関係に及ぼす影響
第10図 栽培株から発生するランナーを利用した増殖体系の事例(定植株数8,000株/10a)
第11図 架台上の育苗トレイに挿した子株((1)35穴トレイの大苗,(2)72セルトレイの小苗)とミスト散水用チューブによる灌水((3),矢印が散水チューブ),挿し苗4日後の発根((4))
第7表 女峰の標準的な栽培暦(のぞみふぁーむ(岡山市)における事例)
第12図 のぞみふぁーむにおける給・排液ECの変化(2008~2009年)
第13図 培養液の組成がCO2施用条件下(11月16日から4月8日まで日中700~900ppmで終日施用)で栽培した女峰の排液ECと排液中無機養分濃度の関係に及ぼす影響
第14図 CO2施用が排液率と排液ECとの関係に及ぼす影響
第15図 香川県下の生産者のハウスから回収した排液のECと排液中硝酸態窒素濃度の関係
第16図 イチゴ植物体内における形態別窒素濃度の定植後の変化(模式図)
キーワード:葉身中アンモニア\葉身中全窒素\葉柄中硝酸態窒素
第17図 日射比例給液で生育させた女峰の1日の吸水量と積算日射量の関係
第18図 のぞみふぁーむにおける厳寒期(2008年1月24日)のハウス内環境の日変化
第19図 厳寒期の薄曇り条件下におけるハウス内気温とCO2濃度変化の事例
第20図 栽植密度(長さ80cm,18l入りピートバッグ当たりの定植株数)とCO2施用(+:700~900ppm,-:無施用)が女峰の収量(左)と可溶性固形物濃度(右)に及ぼす影響
第21図 イチゴ女峰の群落光合成速度(日射量150W・hr/m2時の推定値)に及ぼす栽植密度(8,10,12株/m2)と株当たり葉数(3,5,7枚)の影響
第22図 東京大田市場と大阪本場に出荷された香川県産と他産地のイチゴの取扱量(4月を100としたときの相対値)と平均価格の変化
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.