『農業技術大系』野菜編 第3巻 佐賀・鳥越+1~佐賀・鳥越+8(ページ数:8)

イチゴ>精農家のイチゴ栽培技術

さがほのか・うね連続利用(不耕起)栽培 ○「糖蜜還元処理」と「泥(土)ごと発酵の太陽熱処理」 ○土中の微生物の働きで病害抑制・基肥窒素ゼロ ○手間とカネをかけずに高収量 佐賀県唐津市 鳥越芳俊(60歳)

開始ページ: 佐賀・鳥越+1

執筆者: 藤伸一

執筆者所属: 佐賀県東松浦農業改良普及センター

備 考: 執筆年 2010年

記事ID: y353007z

見出し

〈地域と経営の概況〉・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営の歩み
〈技術の特徴〉・・・〔2〕
 1.うね連続利用(不耕起)栽培
   (1)耕起・うね立て作業の省力化,軽作業化
   (2)慣行栽培と比較して収量は低下しない
   (3)透水性に優れ下層土まで軟らかい
   (4)有機物の施用は地力維持のために必要
 2.2つの消毒方法の活用・・・〔3〕
 3.作業の実際・・・〔4〕
   (1)糖蜜還元処理
    前作の片づけ
    うね被覆と灌水
    糖蜜散布
    1か月間放置
    基肥・有機物施用
   (2)泥(土)ごと発酵の太陽熱処理
    前作の片づけ後の除塩
    通路が湿るまで散水・・・〔5〕
    有機物施用
    ビニール被覆で1か月放置する
〈栽培の概要〉
 1.育苗方法
 2.定植とその後の管理・・・〔6〕
    定植
    施肥・・・〔7〕

キャプション

第1図 イチゴのうね連続利用栽培と収量
第2図 イチゴのうね連続利用栽培が土壌硬度に及ぼす影響
第3図 うね連続利用栽培では根が張りやすい
第1表 イチゴうね連続利用栽培と土壌化学性
第4図 糖蜜還元処理(土ごと発酵)
第5図 泥(土)ごと発酵の陽熱処理
第6図 鳥越さんのイチゴの作型
第7図 鳥越さんの二段階採苗のやり方
第8図 鳥越さんの苗
第9図 通路部分はマルチをしない
第10図 定植作業
第11図 収穫最盛期のイチゴ(3月30日)

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