『農業技術大系』野菜編 第8-2巻 基+167~基+184の6(ページ数:23)

タマネギ>基礎編>各作型での基本技術と生理

秋冬どり(11~3月)栽培

開始ページ: 基+167

執筆者: 川﨑重治

執筆者所属: 元佐賀県農業試験場

備 考: 執筆年 2007年

記事ID: y328201z

見出し

 1.秋冬どり(11~3月) 栽培の意義と目標 ・・・〔1〕
  (1) 栽培の起こりと経過
  (2) 栽培の背景と有利性 ・・・〔2〕
   (1)タマネギの需要動向からみて
   (2)土地や施設の高度利用に有利 ・・・〔3〕
   (3)栽培が容易で多収穫ができる
   (4)秋冬どり栽培の適地 ・・・〔5〕
  (3) 栽培概要と要点
   (1)子球の養成 ・・・〔6〕
   (2)子球の貯蔵
   (3)植付け後の発育様相
   (4)止葉形成期以降の発育予測と肥培管理 ・・・〔7〕
 2.栽培の要点
  (1) 特性と品種生態を熟知した栽培技術が必要
  (2) 適用品種と特性
 3.栽培技術の要点 ・・・〔8〕
  (1) 子球養成と選抜
   (1)子球の重要性
   (2)子球の諸条件と結球性
    子球の採取時期
    結球葉数,大きさと結球性 ・・・〔9〕
    貯蔵時の温度と発芽,結球性 ・・・〔10〕
   (3)子球の植付け時期と結球性 ・・・〔11〕
   (4)長日刺激感応期の温度と結球性 ・・・〔13〕
   (5)マルチフィルムの種類と結球性
  (2) 生育特性と技術 ・・・〔14〕
   (1)圃場の選定
   (2)うねづくりとマルチング ・・・〔15〕
   (3)施肥量と施肥法
   (4)灌水 ・・・〔16〕
 4.栽培法と生育生理
  (1) 子球の養成と貯蔵
   (1)苗床の準備
   (2)種子の準備と播種 ・・・〔17〕
   (3)発芽後の肥培管理
   (4)子球の採取 ・・・〔18〕
  (2) 圃場の準備と植付け
   (1)圃場の選定と整地
   (2)施肥
   (3)うねづくりとマルチング ・・・〔19〕
   (4)子球の調整
   (5)植付け ・・・〔20〕
    植付け期の決め方
    植付け方法
   (6)鳥害と欠株の防止
  (3) 植付け後から収穫までの管理
   (1)灌水
   (2)分球かき(除けつ)  ・・・〔21〕
   (3)病害虫防除と除草
   (4)保温(トンネルかけ) 
  (4) 収穫と貯蔵 ・・・〔22〕
   (1)収穫
   (2)貯蔵と出荷
 5.秋冬どり栽培の将来性
  (1) 導入の可能な地域と有利性
  (2) 技術上の問題点
   (1)品種と技術改善
   (2)秋冬どりの直播栽培
   (3)ペコルス栽培 ・・・〔23〕

キャプション

第1図 10~11月に収穫できるグリーンオニオン
第2図 9月29日植え,トンネル被覆で2月中旬収穫実現
第3図 東京中央卸売市場のタマネギ月別入荷量(5か年平均)と単価(5か年平均)の動き,2006年度産地別入荷量
第4図 11~4月,月別単価の動き(2005~2006年平均)(東京都中央卸売市場)
第5図 九州北部(佐賀地方)におけるタマネギの栽培型
   キーワード:秋まき早出し\秋まき普通\秋まき春植え\子球秋冬どり\子球春どり
第6図 秋冬どり,春どりタマネギと作付け体系例
   キーワード:水田利用\ハウス利用\畑地利用
第7図 佐賀県の気象からみたタマネギの肥大特性
   キーワード:日長\平均気温
第8図 秋冬どり(11~3月どり)タマネギの生育相と栽培の概要
   キーワード:草丈\球径
第9図 発育過程調査(11~12月収穫)
第10図 発育過程調査(1~3月収穫)
第11図 肥大始め時(10月17日)の栄養生長量と収穫時(12月20日)の球重量相関図
第12図 球の肥大性が揃ったシャルム
第13図 黒色ポリマルチ栽培で12月上旬収穫の冬スターF
第14図 黒色ポリマルチ栽培で,1月25日収穫の冬スターH
第15図 辛味のないグラネックス・イエロー
第1表 一斉採取時期と子球球径分布比および貯蔵中の腐敗率
第16図 子球の一斉採取の時期と発芽,収量に及ぼす影響
   キーワード:収穫株率\発芽株率\上物\下物
第17図 苗の葉数と球の肥大状況
第18図 植付け時の子球内部
第19図 子球の高温処理時期と発芽率(時期別累計)(品種:はやて)
第2表 子球採取後の高温処理と発芽および生育との関係(供試品種:OA黄)
   キーワード:葉数\草丈\収穫株率\茎葉倒伏株率
第3表 子球の高温処理後の冷温処理効果の品種間差異調査
   キーワード:葉数\草丈\生体総重量\球重量\茎葉倒伏株率\はやて\シャルム\グラネックス・イエロー\冷温処理区\無処理区
第20図 植付け期と球横径の変化
第21図 葉数3~5枚で球が肥大
第22図 8月25日植え
第23図 9月5日植え
第24図 長日感応時の温度と長日感応後短日下に移したときの球の肥大程度(球茎比)模式図
第25図 マルチの種類と地温(5cm)の動き(13時調査)
   キーワード:銀色フィルム区\裸地区\敷わら区
第4表 マルチフイルムの種類と地上部の日射量(cal/日)
   キーワード:銀色フィルム区\黒色フィルム区
第26図 フィルムの種類と地上部の温度変化(7月25日)
第5表 マルチフイルムの種類とタマネギの生育および収穫株率との関係
   キーワード:銀色フィルム区\黒色フィルム区\裸地区\葉数\草丈\収穫期間\茎葉倒伏株\青立ち株
第27図 東西方向のうねで(A)南側は茎葉の倒伏が早く,温度の低い(B)は倒伏が遅い
第28図 窒素,リン酸施肥量と収量
   キーワード:球重量
第6表 生育時期別の灌水と生育調査
第7表 子球養成と貯蔵の技術目標
第8表 本圃準備と植付けの技術目標
第29図 うねのつくり方と植付け法
第30図 子球の枯れた茎が長いと発芽が遅れ,不揃いの原因
第9表 品種別,子球の採取時期別,植付時期と収穫期
第10表 本圃生育期間の技術目標
第11表 収穫と貯蔵の技術目標

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