『農業技術大系』野菜編 第12巻 養液栽培+87~養液栽培+96の8(ページ数:17)
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培養液の組成と作成
開始ページ: 養液栽培+87
執筆者: 岡野邦夫
執筆者所属: 農業技術研究機構花き研究所
備 考: 執筆年 2001年
記事ID: y26c004z
見出し
1.植物栄養に関する研究の歴史 ・・・〔1〕
(1) ファン・ヘルモントの実験
(2) 腐食栄養説と無機栄養説
(3) 水耕栽培 ・・・〔2〕
2.植物体を構成する元素
(1) 微量要素の発見
(2) 多量要素と微量要素 ・・・〔3〕
3.必須元素とその肥料塩形態
(1) 多量要素
(1)窒素(N)
(2)リン(P)
(3)カリウム(K) ・・・〔4〕
(4)その他の多量要素
マグネシウム(Mg)
硫黄(S)
カルシウム(Ca)
(2) 微量要素
(1)鉄(Fe)
(2)その他の微量要素
ホウ素(B)
マンガン(Mn)
亜鉛(Zn)
銅(Cu)
塩素(Cl)
モリブデン(Mo)
(3) 要素欠乏の判定方法
4.培養液濃度の表わし方 ・・・〔5〕
(1) 総イオン濃度
(2) 個別イオン濃度 ・・・〔6〕
(3) mg当量(me/l・エムイー,ミリエキバレント)
(4) ppm(ピーピーエム)
(5) 単位の相互換算
5.さまざまな培養液組成 ・・・〔8〕
(1) 培養液の条件
(2) 培養液処方の変遷
(3) 園試処方(園試均衡培養液)
(4) 山崎処方
(5) その他の培養液処方
6.培養液組成の理論的根拠 ・・・〔9〕
(1) 3種塩類の混合 ・・・〔10〕
(2) 陽イオン・陰イオンの分離判定
(3) 系統変量法
(4) スタイナーの方法 ・・・〔11〕
7.培養液の作成方法
(1) 市販肥料を使う場合
(2) 自分で肥料塩を調合する場合(単肥配合) ・・・〔12〕
(1)公表されたデータに基づいて調合する
(2)mg当量(me/l)の値から肥料塩の量を計算する(その1)
(3)me当量(me/l)から肥料塩の量を求める(その2)
(4)微量要素 ・・・〔13〕
8.培養液組成の乱れに起因する生理障害 ・・・〔14〕
(1) ナス科野菜
(1)トマト,ピーマンのしり腐れ果
(2)トマトの新葉黄化症
(3)トマト,ナス,ピーマンのMg欠乏
(2) ウリ科野菜 ・・・〔15〕
(1)メロンの発酵果
(2)キュウリ,メロンのMg欠乏
(3)キュウリのZn欠乏
(3) イチゴのチップバーン
(4) 葉菜類
(1)チップバーン
(2)Mg欠乏
(5) 切り花類
(1)葉枯れ症
(2)黄化葉
9.有機農産物と養液栽培
(1) 土耕栽培での有機物の意義
(2) 養液栽培野菜の品質 ・・・〔16〕
キャプション
第1表 いろいろな水で栽培したハッカの生長量の比較
第1図 ザックスがトウモロコシの水耕栽培に用 いた装置
第2表 ザックスおよびクノップの用いた培養液の組成
第3表 植物体内における必須元素の相対的存在量
キーワード:モリブデン\銅\亜鉛\マンガン\鉄\ホウ素\塩素\硫黄\リン\マグネシウム\カルシウム\カリウム\窒素\酸素\炭素\水素
第4表 外観症状による元素欠乏症の検索表
第5表 主な必須元素の当量重
キーワード:窒素\リン\カリウム\カルシウム\マグネシウム\硫黄
第6表 培養液組成の変遷を示す代表的な処方例
キーワード:Ca\Mg\K\NH4-N\NO3-N\P\S
第7表 公立試験研究機関の培養液処方例
キーワード:N\P\K\Ca\Mg
第8表 民間企業の培養液処方例
キーワード:N\P\K\Ca\Mg
第2図 陰イオンおよび陽イオンの濃度を系統的に変えて栽培したトマトの生育量
キーワード:NO3-\K+\H2PO4-\SO42-\Ca2+\Mg2+
第3図 0.7気圧,pH6.5における陰イオン間の比,陽イオン間の比の好適範囲
第9表 培養液の作成に用いる肥料塩の種類と量
キーワード:KNO3\Ca(NO3)2・4H2O\MgSO4・7H2O\NH4H2PO4\K2SO4\過リン酸石灰
第10表 培養液に使われる主な肥料塩(純品とみて)の化学式,分子量,当量重および成分含有量
キーワード:硝酸カリ\硝酸カルシウム\第1リン安\硫酸マグネシウム\硝安\硫安\塩安\尿素\過リン酸石灰\硫酸カリ\塩化カリ\塩化カルシウム\炭酸カルシウム\消石灰
第11表 微量要素の組成例
キーワード:Mn\B\Fe\Cu\Zn\Mo
第12表 微量要素濃厚液の作成法(10,000倍液)
キーワード:B\Mn\Zn\Cu\Mo\Fe
第4図 必須元素間にみられる拮抗作用と相乗作用
キーワード:Mn\Ca\Cu\Mg\Zn\N\B\P\Fe\K
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