『農業技術大系』野菜編 第5巻 栃木・池田+1~栃木・池田+13(ページ数:13)

ナス>精農家のナス栽培技術

千両2号・露地栽培 ○うね間灌水で徹底省力,ぼけナス皆無 ○的確な生育診断と樹勢調整でコンスタントな出荷を実現 ○鶏ふん,籾がらの大量投入で長期間安定した肥効維持 栃木県下都賀郡藤岡町 池田要市(59歳)

開始ページ: 栃木・池田+1

執筆者: 編集部

執筆者所属: 農文協

備 考: 執筆年 1994年

記事ID: y0500460

見出し

〈池田さんの経営〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概要
 2.経営のあゆみ
 3.経営の概要 ・・・〔2〕
〈技術の特色〉
 1.うね間潅水
   (1)水張りのきっかけ
   (2)収穫・防除作業が楽に ・・・〔3〕
   (3)ぼけナスは皆無
   (4)スリップスが減る ・・・〔4〕
   (5)根腐れにはならない
 2.生育診断と樹勢調節
   (1)果実生産と樹勢維持の両立
   (2)生育診断のポイント ・・・〔5〕
 3.鶏ふん,籾がらの大量投入 ・・・〔6〕
   (1)元肥を大量に-鶏ふん10t
   (2)元肥を吸わせない-籾がら450俵分
〈栽培の実際〉 ・・・〔7〕
 1.圃場の準備
 2.苗の入手
 3.定植 ・・・〔8〕
 4.ホルモン処理
 5.湛水 ・・・〔9〕
 6.仕立て方と風対策
 7.追肥 ・・・〔10〕
 8.病害虫防除 ・・・〔11〕
 9.収穫・茎葉の整理 ・・・〔13〕

キャプション

経営の概要
第1図 藤岡町の位置
第1表 平成元年度のコシヒカリ収量構成
第2図 ナス圃場から住宅を望む
第3図 このように水を張りっぱなしにしておく(9月12日)
第4図 一輪車でスイスイ走れる
第5図 ベッドから白い根がのぞく
第6図 生育コースのちがい(模式図)
   キーワード:収量曲線\ホルモン
第7図 池田さんのナス(上)と近所のナス(下)を比べると,同時期(7月1日)でありながら樹の姿がまるでちがう。この時点で池田さんのナスのほうが樹のできは遅いが,収量でまさっている。葉かきも少なくてすむ。
第8図 花の上に展開葉が3枚あるのが理想.これはやや葉が巻いており,やや生殖生長に傾いているとみる(7月9日)
第9図 圃場の上には籾がらがそのまま残っている(7月1日)
第10図 根付け間隔
第11図 水が引いたところ。いつもはベッドの5合目まで水を張っている。
第12図 キュウリのネットを流用(7月9日)
第13図 普及所が出している病害虫の防除指針。だいたいこれを参考にしている
   キーワード:うどんこ病\灰色かび病\アブラムシ\ミナミキイロアザミウマ\チャノホコリダニ
第14図 虫見板(左:表,右:裏)
第15図 虫見板の使い方。葉を叩いて,虫見板に虫を落とす(上),虫眼鏡で確認する(左)

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