『農業技術大系』野菜編 第4巻 北海道・工藤+1~北海道・工藤+12(ページ数:12)

メロン類>精農家のメロン類栽培技術

夕張キング・加温ハウス栽培ほか ○一番果に制限し,緑肥導入と低農薬が実現 ○低温,日照不足を補う,被覆したままの越冬 ○土壌病害回避にネギ混植・休耕田の畑地転用 北海道夕張市 工藤政則(29歳)

開始ページ: 北海道・工藤+1

執筆者: 木下誠

執筆者所属: 夕張市農協

備 考: 執筆年 1993年

記事ID: y0400570

見出し

〈工藤さんの経営〉 ・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営のあゆみ ・・・〔2〕
 3.経営の概要
〈技術と経営の特色〉 ・・・〔4〕
 1.低温・日照不足を補う被覆したままの越冬での地温上昇
 2.土壌病害回避にネギ混植・休耕田の畑地転用
 3.作型の分散で労力を効率的に使う
 4.一番果に制限し,緑肥導入と無農薬を実施 ・・・〔5〕
 5.購入堆肥をさらに熟成して使用
〈栽培技術〉
 1.品種の選定
 2.育苗 ・・・〔6〕
    人工培土の利用
    温度管理
    時期別の育苗日数
 3.本畑の準備,施肥 ・・・〔7〕
    本畑の準備
    ベッドづくり ・・・〔8〕
 4.定植後の管理 ・・・〔9〕
    着果から摘果
    玉伸長期からネット期
    ネット発生以降
    病害虫防除 ・・・〔10〕
 5.収穫・出荷
〈今後の問題点と課題〉 ・・・〔11〕
 1.有機物の不足
 2.連作障害の回避
 3.労働力の不足
 4.利益の増大 ・・・〔12〕

キャプション

経営の概要
   キーワード:火山灰土
第1図 夕張市の農業の概要
第2図 夕張市の気象条件
第3図 作付け作物の推移
第1表 経営の変化
第4図 メロン作付け体系
第5図 3月上~下旬定植の作型で利用する温水ボイラーによる暖房装置
第6図 土地利用状況
第7図 多様な施設化と露地の組合わせで労力集中を回避
第8図 品質向上し,地区平均を上まわる
第9図 購入堆肥をさらに熟成
第10図 播種方法
第11図 目標とする苗質とネギの混植によるつる割病防止
第2表 人工床土の分析値
第3表 育苗中の温度管理
第12図 越冬ハウスに育てたエンバク
第4表 第1型越冬ハウス作業体系(定植前まで)
第5表 作型別施肥量
   キーワード:メロン有機\パールフミン\脱脂ぬか\苦土炭カル\有機配合
第13図 越冬ハウスの施設内容
第14図 工藤さんが使用している温風ボイラー
第15図 定植作業のようす
第16図 摘除果実の見分け方
第17図 摘果のやり方
第18図 定植後の生育の推移
第19図 収穫時のメロン(品種:夕張キング)
第20図 箱づめ後のメロン
第21図 休閑地に栽培する緑肥
第22図 雇用労働力の推移(工藤家)
第23図 工藤農園 損益計算書

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